2014-03-21

こんな就活生はイヤだ。

ちょっとトレンドに乗った感じの記事でなんですが

こちらも採用活動の真っただ中なので

いっそこちら側(採用側)の生々しい声を書いてしまおうかと思った次第です。

あくまでも成長ベンチャー新卒採用側(1学年30〜50名程度)の気持ちで書くので

大企業や、少人数の採用(若干名)企業などは異なると思っています

とにかく社員時間を使おうとする就活

非常に申し訳ない言い方をしますが、

就活生と会って、話す時間会社にとって「多大なるコスト」です。

もちろん新卒採用をメインにやっているメンバーは、その仕事が何よりも大切であり

採用計画を質、量共に達成しなければならないため、その時間を全てを

新卒採用に関わる業務に費やすことはまだ構いません。

しかし、就活生の中には

現場の方と話したい」

若い社員の方と話したい」

「他の人とも話したい」

など、色々な要求をお持ちの方もいらっしゃいます

考えてみてください。

例えば営業職で月200時間働いている社員がいるとします。

その社員が月400万円の売上をコンスタントに上げているとすれば

その社員と話す1時間は単純計算で2万円の売上毀損に繋がります

(まぁ、実際はそうでは無いですけどね)

そもそもで言うと、色んな社員に話したいという就活生には

いくつかの共通点があります

チキン自分で判断出来ない、決められない、自信が無い)

・中身が薄い(与えられた材料で判断出来ないのは、思考が浅く、人生経験が薄い証拠)

・軸が無い(自分が他人から見られた時のことばかり考えている)

今時Facebookなどもある訳で、

特にビズリーチ社員なんて、インターネット企業でもある訳なので

ほとんどの社員Facebookアカウントを持っています

調べりゃ出て来るし、話したいなら直接コンタクト取ってみればいいんじゃない

と思います

人生を決める一大事に、

自分の力で切り開こうとするか、他者を頼ってリスクヘッジしながら動くのか

生き残りを賭けて日々戦うベンチャー企業

どちらの就活生を採用したいと思うか、考えていただきたいと思います

決められない就活

正直ね、大企業は良いと思うんですよ。(といったら大企業担当の方に怒られそうですが)

ベンチャーなんて台所事情も厳しいし、ひーひー言いながら頑張ってるので

就活生の内定コレクションやすために時間使いたく無い訳ですよ。

ビズリーチは割と広報活動している会社ですし

検索したらいっくらでも情報が出て来るのです。

その上で、面接面談で聞きたいこと聞いてくれたら応えるし

自分に合ってるか、合ってないか、その時点で判断出来ると思うんですよね。

空き時間の少ない中、それでも時間を捻出して

最終面接まで来て、嘘でも

御社が第一志望です!」「決めるか!?」「決めます!」

と言うのが礼儀だと思って欲しい。

ホントにね、今日生きるのもギリギリ

赤字企業の方が多いし

黒字をバンバン叩き出してたら上場してるか、大企業になっているのです。

結局無駄時間になるのなら

アイデアを練り、A/Bテストトライするくらいの時間にしたいのです。

就活生との不毛時間は極力削りたいのです。

というわけで

言いたいことはただひとつ

ベンチャーの最終面接に挑むなら

心に決めて、来て下さい。

学歴エリートどベンチャーは難しい

商売はホントに難しいものです。

ベンチャーはその、難しい戦いに真っ向から挑まねばなりません。

ビジネスは、想像以上に地道な戦いが実を結ぶことが多く

要領良くやれば出来るビジネスなんて

ほとんどありません。

あったら、既に誰かがやっているのです。

臭いことは誰かがやってくれるだろう、

こう思う就活生は間違ってもベンチャーには来ないことをオススメします。

時間無駄です。

外資金融コンサル、その他安定した大企業へ行ってみてはいかがでしょう。

脳みそがすり切れるくらい使えて、

かつ、泥臭い作業も淡々とこなせる才能を

僕たちはいつも欲しています

ワークライフバランスが大切な子はベンチャーに来てはいけません

もうね、これは大事

ビズリーチカルチャーは「WORK HARD, PLAY SUPER HARD.」です。

日本語訳すると「公私混同」。

特に遊びの方はめっちゃ真剣に楽しむことを掲げています

仕事も遊びもしっちゃかめっちゃかに本気で取り組むとね、

24時間なんてあっという間に過ぎ去る訳ですよ。

ワークとライフバランスなんて、無い無い。

全て真剣、全て楽しむ、全て仕事に活きる!

という感覚なのです。

終身雇用崩壊しつつあるこの世の中で

唯一身を救うのは、自分自身が培った力しか無い訳です。

入社して大変な思いをしながら過ごす社会人

入社して楽にお給料貰えて楽しく過ごす社会人

10年後、どっちが強い社会人になっていると思いますか?

20年後会社が潰れても職を見つけやす社会人はどちらだと思いますか?

僕たちは本当に力のあるビジネスマンを生み出したい。

から忙しいし、大変だし、悔しい思いも沢山すると思います

それでも本当の力を手にしたい!

そう思える学生こそが、ベンチャーを受けるに相応しいと

僕は思います

僕が就活から学ぶことは何一つありません

勘違いして貰ったら困るので、今回は言い切らせていただきます

僕が就活生とお会いしても

それだけで、なんら、僕の人生に良い影響を与えることはありません。

ようするに無駄なのです。

じゃ、何故会うのか?

答えは簡単です。

優秀な仲間を増やしたい、一緒に働きたいからです。

よく、肉リーチに来てくれる学生

就活生の話も聞けて、企業は嬉しい」

みたいに考察してくれる方がいらっしゃいます

僕にとっては「なんで?」って感じです。

営利企業にとって

売上が上がるか、コストが下がるか

このどちらかに作用しなければ

極論、そこに使う時間は全て無駄だとも言えます

学生と話すことで

売上が上がったり、コストが下がることは皆無です。

唯一あるとすれば

優秀な学生採用できて、長期的に売上に貢献してくれることであり、

就職してくれない学生と話すことは何ら意味が無いのです。

もちろん、それも優秀な学生出会うための

数を追う作業と言えばそれまでなのですが

心が決まってないのに最終面接に来られても

「うちに来ない方がいいよ」

しか言えない。

なぜそう思うかというのは前述しているので割愛しますが

ちゃんと情報収集し、聞きたいことをちゃんと聞いておく。

それで、ほとんど判断出来ると思うんですよね。

それで判断出来ないっていうのは

大企業ネームバリューやら、給与やら、リスクヘッジやら

そもそもどれもベンチャーに向かないマインドから来るものなので

そういう子は、素直に大手を受けて

落ち切ってからベンチャーを受けるなりして欲しいものです。

トップの考え方を知りたいから、最終面接で決めます!というのはOKです。

ただ、社長の南も、僕も、そこそこ露出してるし

トップライブとかもやってるので

事前に知ることは全然出来ます

だいぶキッツイ書き方かもしれませんが

僕が書いているこういうことを

全てクリアして気持ち良く内定承諾してくれる学生

数多くいるっていう事実があることを、理解して貰えると嬉しいです。

さて、いかがでしたでしょうか?

ちょっとスパイシーに書き過ぎた部分もあるかと思います

分かり易く書いたつもりです。

ベンチャーなんて、キラキラしたものではないよ?

それを理解した上で、挑戦して欲しい。

それでは、

また明日も、素晴らしい未来の仲間と出会えることを夢見て。

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