仮想通貨ビットコインの取引所「マウントゴックス」を運営するＭＴＧＯＸ（東京・渋谷）は20日、「約20万ビットコインが残存しているのを確認した」と発表した。同社が２月末に民事再生法適用を申請した際の記者会見では「顧客分75万と自社保有分10万の計85万ビットコイン、計約114億円相当が消失した」と説明していた。
ＭＴＧＯＸは消失したビットコインは65万ビットコインとみているが、正確な数量や原因は依然調査中としている。
同社は民事再生法適用の申し立てを契機に、2011年６月以前に利用していたウォレット（財布）を調べたところ、約20万ビットコインが残っているのを見つけたと説明。東京地裁などに報告したという。
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