サッカーの欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）決勝トーナメント１回戦第２戦が１９日（日本時間２０日）に行われ、ドルトムント（ドイツ）はゼニト（ロシア）に１―２で敗れたが、第１戦の貯金を生かして８強入りを果たした。

【ドイツ・ドルトムント発】準優勝に終わった昨季のリベンジを狙うドルトムントにとっては、物足りなさが残る８強入りとなった。第１戦でアウェーゴールを４点奪ったことで余裕がありすぎたのか、前半から小さなミスが続出。１６分にはブラジル代表ＦＷフッキのミドル弾を浴びて先制された。

　３８分にＭＦケールのヘディングシュートで同点に追いついたが、１―１で折り返した後半２８分にＦＷロンドンのダイビングヘッドで再びリードを奪われる苦しい展開。結局試合は１―２で終了し、２戦合計５―４で何とか逃げ切った。

　ドルトムントは１５日の国内リーグ・ボルシアＭＧ戦に続くホーム連敗。２１日にスイスで行われる準々決勝組み合わせ抽選会で対戦相手が決まるが、その前に立て直しが急務だ。