sp 2 Bintan のランナーです。
小型種ですがピートの泥濘から慎重に取り出すと このような長いランナーと根がありま
した。
このような流れに自生するクリプト類は不確定な昆虫類による受粉には期待せず果実
も形成しません。
水流が多い川や水位が激しく上下する自生地の植物類は種子による拡散には不向き
なためランナーによる拡散が適しているのです。
想像力に乏しい人達はこれらをハイブリッドと決め付けています。
では何故、多くの植物類の中でクリプトコリネ属のみハイブリッドが多いのが説明でき
るのでしょうか?
数年前の事ですが、クリプト・XXXイを出井氏が発見して、それを乗っ取って記載し
たというウワサのTという人物から不躾な突然メイルがきました。
その内容は=海ガメの調査に行った事、イデイイ種はフェルルギネアの亜種である事、
クリプト類のナンタラは何々が1つしかないのでハイブリッドです等、研究者ぶった書き
方でした。
私はアホらしくてマトモな返事はしませんでしたが、世の中にはビンボー人でも研究者
になりたい人が多いらしく、チョコッとフィールドを歩いてレポートを書いて、何処そこの
機関に属しているとノタマウ俳がいます。
私に言わせれば、生き物の調査や探索で本物の研究をして成果を上げたいならば、
家族、身の回りのものを全て捨てて現地に住み着いて中途半端にならぬようにやる事
でしょう。
その点、一生遊んで好きな事をして暮らせる財産をもたない人は哀れです、けどね。
定職を持たないと収入がないので満足に家族も養えず、労働者や下僕に甘んじなが
ら卓上で紙を広げてウジウジ人生なのです。
私は研究者ではありませんが、定職を持たず22の時から熱帯雨林に近いジャカル
タやシンガポール等の都市に住み着きジャングルを彷徨い子供の頃からの憧れであ
った熱帯産の昆虫類や植物類を楽しんでいます。
で、遊び過ぎて歳をとり過ぎてから植物類をテーマにこのブログを連載しています。
オジンの「アソー美ブログ」ですが、大した事は何も無いし誰がしにも影響を与える事
もないのです。
そこへ研究者ぶった見知らずの人からコーシャクを垂れられるほど落ちぶれてはいま
せん。
研究とは一種の遊びであり、大それた事など全くないのです、ましてや全くの他人に
対してエラソーに突如コーシャクメイルなど持っての外なのです。
そして、それは働かなければ生活できないビンボー人が威張る世界ではないと
いう事です。
今度またTから不躾なメイルが着たら「悔しかったら一生遊んでくらしてみろーやー」
「20-30年間ウサギ小屋に帰らず楽しめやー」
とだけ返事してやります。
この世の中には身の程知らずのアホーが多くて楽しいです。