トップページ社会ニュース一覧中間貯蔵施設 双葉・大熊2町で最終調整
ニュース詳細

中間貯蔵施設 双葉・大熊2町で最終調整
3月14日 13時50分

中間貯蔵施設 双葉・大熊2町で最終調整
K10059757411_1403141814_1403141828.mp4

原発事故の影響で福島県内の除染で出た土などを保管するため、政府が原発周辺の3つの町に建設する計画を示している中間貯蔵施設について、石原環境大臣は、福島県からの要請に応じて建設候補地を双葉町と大熊町の2つの町に集約する方向で最終的な調整を進めていることを明らかにしました。

中間貯蔵施設を巡っては、福島県の佐藤知事が先月、政府が建設を計画している原発周辺の3つの町のうち、楢葉町を候補地から外して双葉町と大熊町の2つの町に施設を集約し、楢葉町には震災で出たがれきなどを焼却処分した際に出る灰の処理施設を設けるよう政府に求めています。
これについて、石原環境大臣は14日の閣議のあとの会見で「地元の総意ということなので受け入れる方向で最終的な段階に来ている」と述べ、建設候補地を2つの町に集約する方向で最終的な調整を進めていることを明らかにしました。
また政府関係者によりますと、焼却灰の処理施設については、中間貯蔵施設の候補地として示していた楢葉町の波倉地区に設置する方向で最終的に調整しているということです。
政府はさらに検討を進めて新たな計画案をまとめ、今月中にも地元に示すことにしています。

[関連ニュース]
k10015975741000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ