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【大リーグ】

岩隈、右手中指ギプス外してOK ようやく本格的キャンプイン

2014年3月20日 紙面から

 マリナーズの岩隈久志投手(32)が18日、痛めている右手中指の再検査を受け、ギプスを外して投球練習ができるようになった。大リーグ公式サイトなどによると、岩隈は「正直、ここまでの5週間はとても長かった。待ちくたびれた。やっとという気持ち」とようやく訪れた本格“キャンプイン”を歓迎した。

 岩隈は1月下旬の自主トレ中、投球動作の際に背後の防護ネットに指を引っ掛け、右手中指第1関節の腱(けん)を痛めた。キャンプ地に入り、チームにも合流したが、投球、送球が制限され、ここまで別メニュー調整だった。

 この日の練習も固定具は装着したまま。投球および送球動作がある練習は控えたが、まずは指の可動域を広げる“曲げ伸ばし”のリハビリから始め、21日からは硬球より軟らかいテニスボールを使っての投球練習を開始。その後は患部の状態を見ながらだが、来週中には硬球を使い始める予定だという。

 マクレンドン監督は「ここまでシャドーピッチングをやっていたとはいえ、調整遅れは明らか」と開幕後も、キャンプ地に居残って調整させる方針。公式戦登板は早くても4月下旬となる見込みだという。

 メジャー2年目の昨季は登板33試合で14勝6敗、防御率2・66の好成績でア・リーグのサイ・ヤング賞投票でも、シャーザー(タイガース)、ダルビッシュ(レンジャーズ)に次ぐ3位に入った。今季もエース右腕ヘルナンデスに次ぐ先発2番手として期待されており、岩隈は「(復帰時期が)いつとは明言できないが、しっかり100%に治して、できるだけ早く戦列に戻れるようにしたい」と意気込んだ。

 

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