蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【大リーグ】松坂、5イニング7安打4失点も収穫 三冠王カブレラに仕返し後に降板2014年3月20日 紙面から ◇オープン戦 メッツ5−4タイガース志願の続投で三冠王にリベンジ!! メッツの松坂大輔投手(33)は18日(日本時間19日)、キャンプ地フロリダ州ポートセントルーシーでのタイガース戦に先発。5イニングを7安打4失点と打ち込まれたが、5回は志願の続投で2012年の三冠王、ミゲル・カブレラ内野手(30)を三ゴロに打ち取るなど三者凡退に抑え、共同電などによれば「手応えはあった」と納得の表情だった。投球内容は82球で5奪三振、1与四球。コリンズ監督は「失点は気にしない」と、あらためて松坂が先発ローテ入りの有力候補であることを示唆した。 “現役最強打者”を相手に、きっちりと修正点を確認した。松坂は4回を投げ終えて交代を打診されたが、5回は再びクリーンアップが相手ということで、もう1イニング続投を志願。再びマウンドに向かった。 その5回、先頭打者は2012年の三冠王で、昨季は2年連続シーズンMVPのカブレラ。この日は1回に右犠飛、3回は低めの直球を中堅右へフェンスオーバーされた。だが、“3度目の正直”は内角に食い込む89マイル(約143キロ)のツーシームでボテボテの三ゴロ。松坂は「ああいう打者に対しては必要なボール。ぶつけることを怖がらず、コースに投げられているときはいい」と力強く語った。 4回までは「直球、変化球ともにコントロールがアバウトだった」と7安打を反省しつつも、「打たれたり抑えたりする中でどういう球が必要か、はっきりと分かった。手応えはあった」と収穫を強調した。 5回はカステラノスを空振り三振させたこの日最後の球が、最速の94マイル(約151キロ)を計時。コリンズ監督も「球速が上がっている。オープン(OP)戦だから失点は気にしない。攻撃的な投球が良かった」と語り、背番号16への高評価は揺らがなかった。 マイナー契約のキャンプ招待選手として先発5番手を争う立場だが、ここに来て周囲の状況も松坂を後押ししている。ライバルのラナンは調子を崩し、中継ぎでの起用が有力だ。24歳の新鋭メヒアも、育成のため開幕3Aが濃厚と伝えられる。さらに、先発2番手のニースも左肘痛で調整は遅れ気味。松坂は5番手どころか4番手で開幕を迎える可能性も出てきた。 18日の米紙USAトゥデーは「松坂が先発5番手争いをリード」と伝え、同日の米スポーツサイトSBネーションも「今季メッツの予想−松坂の復活」と報じた。 OP戦最多の82球を投げ終えても、松坂は「余力はある。あと20球、30球は投げられる感じ」とサラリ。満願成就の“サクラサク”春は、すぐそこだ。 PR情報
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