千葉県警が強盗殺人容疑で逮捕した自称無職竹井聖寿容疑者(24)は5日、捜索への立ち会いを終えて自宅の部屋を出る際、マスクをずらして顔を出し、報道陣に向かって大声をあげた。

 事件翌日の4日夜、竹井容疑者は自宅アパート前で報道陣の取材に応じていた。「部屋の外で殺害の様子を見た」と言い、「目撃証言」を詳細に語った。

 「『おい、こら』などと男2人がやり合う声で気づいた。1人が長さ30センチほどの牛刀のような刃物を持っていた。もう1人は背中を向けたところで刺され、倒れたところを、犯人は何度も背中を刺していた。『アハハハ』と笑っているようで、常軌を逸しているようだった」。下を見るようにしながら、そう語った。