2014年3月6日16時16分
千葉県柏市で3日に起きた連続殺傷事件で、強盗殺人容疑で逮捕された現場近くのアパートに住む自称無職竹井聖寿(せいじゅ)容疑者(24)=同市あけぼの4丁目=の自宅から、被害者のものと見られる血がついた刃物が押収されたことが、県警への取材でわかった。県警は凶器とみて調べている。
竹井容疑者は、同じアパートに住む会社員池間博也さん(31)に対する強盗殺人容疑で6日朝、身柄を千葉地検に送られた。県警の調べに対し、事件について「後悔している」と涙を浮かべて話しているという。
県警は逮捕前の5日夜に竹井容疑者が住むアパートの部屋を捜索し、多数の刃物を押収。その中に血のついた刃物があり、血のついたジャンパーとズボンも見つかった。捜査関係者によると、押収物に付着していたDNA型が池間さんのものと一致、逮捕の決め手の一つとなったという。
また、一連の事件の直前に現場近くで女性が男につきまとわれた件についても竹井容疑者が関与を認める供述をしていることが、県警への取材で分かった。
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朝日新聞社会部
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