インターネットのベビーシッター紹介サイトを通じて預けられ死亡した山田龍琥(りく)君(2)は、弟(8カ月)、母親と横浜市磯子区のアパートで暮らしていた。近所の人の話では、家族は1年ほど前に引っ越してきたという。

 龍琥君の母親と自分の母親が同じ飲食店で働いていたという女子中学生(15)は2~3月に3回、龍琥君の母親がいない間に兄弟を預かったという。DVDを見せるなどしたが、龍琥君は「ママ、ママ」と口にした。「ママが居なくてさみしい?」と聞くと、泣いて手がつけられなくなったこともあったという。