総連本部マルナカが落札22億円
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地建物の競売で20日、高松市の不動産業マルナカホールディングスが22億1千万円で落札した。東京地裁が、昨年10月に実施した再入札の開札を同日やり直し、有効な入札はマルナカ1社だけと判断した。
再入札ではいったんモンゴル企業が50億1千万円で落札したが、その後失格した。下限は約21億3400万円だった。
地裁はマルナカの書類をあらためて精査し、24日に売却を許可するかどうか決める。マルナカ側は明け渡しを求めるとしており、総連側は売却が許可された場合、執行抗告を申し立てる方針。
【共同通信】