由布市挾間町に競艇の場外舟券売り場(ミニボートピア)を誘致する計画を市が進めていることが、分かった。首藤奉文市長は18日の市議会全員協議会で、事業主体の長崎県大村市と協定締結に向けて協議する方針を明らかにした。

 設置には国土交通大臣の許可が必要で、地元自治会の同意▽地元議会が反対議決をしない▽地元首長の同意――という3条件が求められている。首藤市長が同意したことで、この3条件がそろったという。

 大村市などによると、予定地は由布市挾間町七蔵司の山林。設置会社が建物を建て、大村市が借りて直営する。国交省への申請や警察との協議などを経て約2年後に運営を始め、年間営業日数は350日と見込んでいる。