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STAP細胞会見資料を一部撤回

 理化学研究所(理研)は18日、小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30)が所属する発生・再生科学総合研究センターで1月に開いた、STAP細胞の作製発表会見で配った記者用資料の一部に「誤解を招く表現があった」として、撤回を表明した。STAP細胞と、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を比較した補足資料。小保方さんと、二人三脚で研究を進めた笹井芳樹副センター長の2人が作ったという。

 iPS細胞の作製にかかる時間を2~3週間、作製効率を0・1%とした点が、問題という。理研は会見で、STAP細胞が2~3日で作製でき、効率は30%を超えると「優位性」をPRしたが、iPS細胞を開発した山中伸弥・京大教授に、理研のデータは最初に論文を発表した06年当時の内容と反論されていた。

 理研の野依良治理事長はこの日、自民党の部会に出席。小保方さんらの論文疑惑について、「今のところ、捏造(ねつぞう)があったとは認められない」などと、釈明した。

 [2014年3月19日8時47分 紙面から]

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