４年前の殺人 知人の男ら逮捕03月19日 19時46分
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４年前、京都府京田辺市で建設会社の元社長が銃で撃たれて殺害された事件で、警察は犯行に使われた拳銃を隠し持っていた罪などで起訴された知人の男ら２人が事件に関わったとして殺人などの疑いで再逮捕しました。
再逮捕されたのは、京都府城陽市の会社役員、石原洋一容疑者（４８）と宇治市の無職（うじ）、西尾憲容疑者（４１）です警察の調べによりますと２人は、平成２２年８月、京田辺市で、宇治市の建設会社元社長の中村寛さん（当時６２）の頭や胸を拳銃で撃って殺害したとして殺人などの疑いがもたれています。
２人は、知人の男の自宅に回転式の拳銃を隠し持っていたとして先月、銃刀法違反の罪で逮捕・起訴されていて、警察が拳銃を鑑定した結果銃弾を発射した際に表面に残る線条痕と呼ばれる傷が事件で使われた銃弾のものと一致したということです。
警察によりますと調べに対して石原容疑者は、「中村さんに頼まれたので殺害した」と供述し２人はいずれも容疑を認めているということです。
警察は被害者から頼まれて殺害した嘱託殺人の疑いもあるとみて動機などについて捜査を進めています。