IOCと韓国の「親密過ぎる関係」
WiLL 3月8日(土)17時47分配信 (有料記事)
二〇一二年、韓国はあるニュースに揺れていた。
アジア人初のIOC選手委員であり、セヌリ党公認を受けて国会議員選挙に立候補した文大成氏に対し、野党側から博士論文剽窃疑惑が提起されたのだ。文大成氏は、二〇〇四年アテネオリンピックのテコンドー金メダリストで、韓国の英雄と称される人物だ。
論文盗作疑惑の一部を認めながらも、国会議員選挙には当選する。しかし、事実が次々と明るみに出るにつれ、ネットユーザーを中心に批判が殺到。その後、国民大学が論文剽窃を認めると、文大成氏もようやくセヌリ党に離党届を提出し、大学も辞職した。
実は二〇一三年の五月、IOCは元ハンガリー大統領であるパル・シュミットIOC委員の論文剽窃を確認した際、倫理委員会が厳重警告を与えている。ところが同年十二月、トーマス・バッハIOC会長は、文大成氏の論文盗作問題については、なぜか「一時不問」との発表をしたのだ。
韓国国内の報道が苛烈を極める一方で、日本では大手マスコミによる報道がなかったため、大きな話題にはならなかった。だが、実はこの「文大成氏論文剽窃問題」が辿ってきた経緯にこそ、韓国とIOCとの蜜月ぶりが透けて見えるのだ。
そもそも韓国ロビー活動の苛烈さは、多くのスポーツジャーナリストが指摘するところだ。たとえば、李明博前大統領は二〇一三年、バッハ氏の前任者であるジャック・ロゲ会長に、体育勲章「青龍章」を授与している。
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真嶋夏歩
最終更新:3月8日(土)17時47分
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