ベビーシッター紹介サイトとは3月18日 19時25分
横浜市の2歳の男の子がベビーシッターに預けられたあと埼玉県内のマンションの部屋で遺体で見つかった事件で、逮捕された男はインターネットのサイトを通じてベビーシッターの依頼を受けていました。
同じようにベビーシッターを紹介する別のサイトを運営する男性は、「サイトを使うことで保育料が安くなるため、経済的に余裕がある人以外にも利用されるようになってきている」と話しています。
このサイトにはおよそ900人がベビーシッターとして登録していて、利用者が年代や性別など希望する条件にあったベビーシッターを選ぶことができます。
自分の会社でベビーシッターを雇っていないためコストが抑えられ、保育料は派遣会社と比べて半分ほどの安さになるケースが多いということです。
このサイトの運営者の男性は、「サイトを使うことで保育料が安くなるため、経済的に余裕がある人以外にもベビーシッターが利用されるようになってきている」と話しています。
また、サイトの利用者の傾向について、運営者の男性は、「幼稚園や保育園の預かり時間が終わったあとの保育や利用者が指定する場所に出向いて行う保育、それに送迎など公的な育児サービスでは十分にカバーされていないところのニーズが高い」と話しています。
また、このサイトでは、利用者が事前にベビーシッターと面接し、人柄などを確かめてから正式に仕事を依頼する仕組みをとっています。
運営者の男性は、「短時間であっても親の代わりを務めてもらうことになるので、利用する人は、ベビーシッターを依頼する相手にきちんと会って、見極めてほしい」と話しています。
ネット掲示板でもベビーシッター交渉
インターネットを通じたベビーシッターの利用をっては、紹介サイトを通さずに掲示板の書き込みで直接、情報交換が行われるケースもあります。
ネット上にはベビーシッターの依頼を書き込むことができる掲示板が複数設けられていて、利用者が希望する日時や場所のほか、預ける子どもの年齢や性別など条件を書き込んでいます。
中には、「急募」とか、「急きょシッターが来られなくなったので代わりにお願いします」など急にベビーシッターを依頼する書き込みもみられます。
また、ベビーシッターから「英会話のレッスンを取り入れることもできる」など自己PRする書き込みもあり、利用者とベビーシッター双方のさまざまなニーズをマッチさせる場として利用されています。
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