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なぜ…TGV 遺体張り付いたまま走行「気が動転するような光景」

 フランス東部のプチクロワ村にある踏切で、同国の高速鉄道TGVが自転車と接触し、乗っていた男性が死亡した。

 欧米のメディアによると、16日の事故当時、運転手は自転車とぶつかったことに気づかず、約40キロ先にある次の停車駅ミュルーズまで運行。同駅に列車が入線した際、先頭車両の正面に遺体が張り付いているのをホームの乗客が発見し、初めて事故が起きていたことが判明した。

 TGVの広報担当は「気が動転するような光景だった。遺体があった場所は運転席からは見えなかった」と説明。「このような事故は非常に珍しいケース」と話した。ホームで遺体を目撃した乗客、駅員の中には、専門家によるカウンセリングを受けた人もいた。

 同国の警察はプチクロワ村の踏切で、男性のものと思われる自転車を発見。現場に散乱した物から被害者を断定したもようだが、「48歳の男性」ということ以外は明かしていない。警察は事故と自殺の両面から捜査している。

 TGVは最高時速322キロで、世界有数の超高速鉄道。事故当時の速度は不明だが、当局にとっては線路周辺の安全確保が大きな問題となっている。

[ 2014年3月19日 05:30 ]

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