事件除染で使途不明3億円超か 郡山市が発注、「事業組合が裏金化」+(2/2ページ)(2014.3.19 08:13

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除染で使途不明3億円超か 郡山市が発注、「事業組合が裏金化」

2014.3.19 08:13 (2/2ページ)

 25年度の事業計画でも、市から発注される除染事業約140億円の受注を見込んでいる。しかし、ここでも手数料の記述のみで、協力金の記述はない。仮に140億円の事業全てで協力金が支払われれば、その合計は4億円余りになる。

 一方、23人の理事が毎月1回集まる理事会、月2回行われる3役会(4人)、月1回の3委員会(各7人)でいずれも1人当たり8100円、年間で約計531万円の交通費を計上。しかし、組合員からは「郡山市内の移動で、交通費がそこまでかかるわけはない」との指摘が出ている。

 組合の担当者は協力費の存在を否定したうえで、「組合の運転資金を捻出するのでいっぱいの状況の中、裏金など作ることができるわけがない。事業報告や計画は組合の総会で総意を得ている」と回答した。

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