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ビンタ場面で放送NG 映画「ホームレス理事長」の問題提起

楽天SocialNewsに投稿!
2014年3月12日 掲載
「金策ばかりしている変わった人です。闇金に手を出し、取材クルーにもカネを借りようと土下座していた。子どもたちに直接感謝されるわけでもないのに、なぜ、そこまでするのか。40分テープを500本くらい回したけど、“よくある理由″が見つからなかった。不器用で理解されにくいタイプ。いつか大逆転してほしい」(土方監督)

 作品は“主役”の前に映画化という“逆転打”を放った。
「はたして、誰も傷つけない表現があるのでしょうか。毒が薬を生み出すこともありますよね。それなのにテレビは分かりやすいものにこだわってしまう。昔は、見ていてなんだかよくわからないというものがたくさんあった。見る人と表現する人のキャッチボールは、分かりやすいのがいいわけじゃない。自分が理解できないことは切って捨てる、というのは豊かな関係じゃないと思います。<これがどうして放送できないの>と感じるか、<できないよね>と感じるか。社会はテレビをどういうものにしたいのか、というテーマも織り込んだつもりです」(プロデューサーの阿武野勝彦氏)

 歯ごたえのある作品である。

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