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連続火災 配達員の担当区域周辺で発生
3月18日 18時17分

連続火災 配達員の担当区域周辺で発生
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17日夜、東京・板橋区で駐車中の車などが相次いで焼けた火災で、合わせて8件の火災が起きた場所は、いずれも逮捕された新聞配達員が担当する区域の周辺だったことが分かりました。
警視庁は配達員の当時の行動を調べるなどして、一連の火災との関わりを詳しく調べています。

この火災は、17日午後10時ごろから1時間ほどの間に、東京・板橋区大山金井町周辺の半径150メートルほどの範囲で、駐車場に止められた乗用車などが焼ける火災が8件相次いだものです。
このうち、車のバンパーにライターで火をつけたとして、近くに住む新聞配達員の長岩拓人容疑者(32)が、器物損壊の疑いで警視庁に逮捕されました。
警視庁によりますと、長岩容疑者は「ほかにも火をつけた気がする」と供述していて、逮捕されたときにはライターを2つ持っていたということです。
また、火災が起きた場所はいずれも長岩容疑者が新聞の配達を担当する区域の周辺だったことが、関係者への取材で分かりました。
このうち住宅が全焼した火災では、この住宅に住む登坂ふみ子さん(88)が死亡したほか、64歳の息子も大けがをしています。
警視庁は、長岩容疑者の当時の行動を調べるとともに、19日、住宅の現場検証を行うなどして、一連の火災との関わりを詳しく捜査する方針です。

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