お嬢様の習い事といえば、バイオリンや乗馬、茶道などなど。こうしたレッスンを通して、自然と気品が身に付くのかもしれない
清楚で上品なお嬢様は、いつの時代も男子の憧れだ。とはいえ、一般人には高嶺の花。とくに、家柄が良いお嬢様ともなると出会いなんてなさそう。それだけに、万が一出会った時には逃したくない! そんな男性陣のために、お嬢様の生態に詳しいお二方に話を伺った。
まず、『お嬢さまことば速修講座』『最上級のライフスタイル』『淑女に見える気品のルール(※1月24日刊行予定)』(いずれもディスカヴァー21)など、お嬢様の生活スタイルにまつわる書籍を数多く手がけている編集者の干場弓子さん。ファッションや行動パターンからお嬢様を見分けるポイントをうかがった。
「良家のお嬢様のファッションは、コンサバでいたって地味。流行にのった格好は、まずしません。とはいえ、仕立てのいい服など良質なものを身に着けています。また、休暇は“旅行”ではなく“滞在”しに行きます。軽井沢や外国にある別荘やコンドミニアムで過ごすのがパターンです」
では、一般男性がそのような環境で育った令嬢に出会えた場合、恋愛に発展する可能性はあるのだろうか? 『女子校力』(PHP新書)著者で、取材を通して良家のお嬢様に接することが多く、お嬢様の内面に詳しい杉浦由美子さんに聞いた。
「良家のお嬢様はマイペースで、趣味などの自分の世界を大切にします。そのため、オタクっぽい話でも興味深そうに聞いてあげると、心の距離も縮まるはずです。ただ、仮にお付き合いできた場合、覚悟が必要なのは、ご両親をはじめとする家族の影響力の強さ。とくに、資産家や大企業のオーナー子女ともなると、お付き合いに口を出されることもしばしば。そこに反発しない従順さがポイントです」
というわけで、貴重な出会いを逃さないために、お二人の話をもとにして「お嬢様見極めチェックリスト」を作成してみた。
□“すみません”の代わりに“恐れ入ります”。“ありがとうございます”ではなく“ありがとう存じます”
(つい出てくる言葉に、育ってきた環境が表れる)
□一目で分かるブランドは持たない
(それらブランドは両親などから使用許可が出ない。ギリギリ許されるのはエルメスのバーキンまたはケリーのバッグ)
□結婚式に参列する際の洋服やアクセサリーが、母親や祖母から借りたもしくは貰ったもの
(良家の令嬢は代々受け継がれるものを大切にする)
□祖母の出身校が「東洋英和女学院」「聖心女子学院」「学習院女子」
(家族のなかでも特におばあちゃまの出身校で、良家かどうかある程度判断できる)
□付き合う男性に、経済力よりも優しさを求める
(お金の心配がないので、彼氏に求めることとしては穏やかな性格が優先順位高め)
□ロリータファッションを極めている
(お嬢様に多い趣味。ひとつひとつのアイテムにお金を掛けているのでコスプレ感がない)
もちろんこれらすべてが当てはまるからといって、良家の令嬢とは限らないし、少し話したくらいでは聞き出せないこともある。ただ、当てはまった時の「令嬢」確率は高いはず。恋愛に発展させるためには、乗り越える壁が多そうだが、一般男子も日頃から目を光らせてチャンスをものにしよう!
(末吉陽子/やじろべえ)
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