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  • 日経朝刊より

    「去年の今ごろと比べると今年はいい感触だ」。
    TDKの上釜健宏社長はスマートフォン(スマホ)向け電子部品の受注状況に手応えを感じている。
    「4~6月期の見通しも明るい」(大手部品メーカー)。
    1年前に比べて全く別の光景に見える。

    2013年初め、電子部品メーカー各社は米アップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)5」の販売が予想を大きく下回る「アップルショック」に見舞われていた。
    TDKも突然の減産の対応に追われ、13年3月期の純利益見通しを9割も下方修正した。
    世界スマホ市場は一時アップルと韓国サムスン電子の2社で5割を超すシェアを握った。
    電子部品各社も両社に依存してきたがそのツケを払わされた。

    14年になってジェットコースターのようなスマホの需要変動が落ち着いてきた。
    年間を通じて安定した受注が見込めるようになってきたという。

    最大の要因が中国スマホメーカーの台頭だ。

    中国では華為技術(ファーウェイ)など大手に加え、北京小米科技(シャオミ)など個性的な有力メーカーが次々に誕生する。

    中低級機から高級機まで製品群を広げ、14年の中国スマホ市場は13年比3割増の4億5千万台となる見通し。世界のスマホの4割近くを中国製が占める計算だ。

  • No.193473

    Re: 電子部品 中国スマホ 市場に厚み

    2014/03/18 10:45

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    >>No. 193470

    ①これまでアップルとサムスンが2強で1年に1回新製品を出して間に合っていたが、中国の新興メーカーが次々と新製品を発売するのでアップルとサムスンはもっと短期間に次期製品を発売しないとシェアを取られる。
    よって、アップルのiPhone6の発表は早まると予想する。
    ⇒シャープに追い風。IGZOが採用されたら強い追い風。

    ②2強以外に中国メーカーからの受注が継続的に続くので日本の部品メーカーは安定的に受注ができるようになった。
    ⇒シャープに追い風。中小型液晶工場の稼働率は高止まり。シャープの業績も安定する。

    ③シャープが中国のZTEや小米にIGZOを供給しているが、今後は世界のスマホの4割近くを中国製が占めるのだから、非常に良い時期にIGZOの受注に成功した。

    これらや日中での空気清浄機の増産、東南アジアでの家電販売増などから高橋社長は中期経営計画の上方修正を示唆したものと見られる。

    今期も残すとところ2週間。
    4月になればシャープの業績に関する報道も始まるだろう。
    それまでの辛抱だ。

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