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「聖火リレー スタート地点を石巻に」
3月12日 13時20分

6年後に開かれる東京オリンピックとパラリンピックの聖火リレーのスタート地点を宮城県石巻市に誘致しようと、地元の人たちが誘致委員会を立ち上げ、12日、市に対して要望書を提出しました。

この誘致委員会は地元の商工会議所や大学教授などが作り、12日、メンバーが石巻市役所を訪れ、亀山紘市長に協力を求める要望書を提出しました。
要望書では、「聖火リレーを通して、東日本大震災の支援への感謝と復興への強い意志を世界中の人々に発信したい」として、6年後の東京オリンピックとパラリンピックの聖火リレーのスタート地点を震災の犠牲者が最も多かった石巻市に誘致するよう、求めています。
要望書を受け取った亀山市長は、「6年後の被災地の復興を見てもらうためにもしっかりと取り組んでいきたい」と述べ、石巻市も協力していく考えを示しました。
誘致委員会は、今後、宮城県やJOC=日本オリンピック委員会などにも要望を行い、誘致に向けた働きかけを進めていくことにしています。
誘致委員会の委員長を務める石巻商工会議所の浅野亨会頭は「石巻以外の被災地とも連携して誘致が成功するように運動を広げていきたい」と話しました。

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