東日本大震災からの復興を願い、福知山と綾部両市の7高校の生徒らが16日、福知山市のJR福知山駅北口公園で、合同チャリティーコンサートを開いた。和太鼓や書道、吹奏楽などを披露し、被災地への支援を呼びかけた。

 震災発生から100日目の2011年6月18日、京都共栄学園高の生徒会が各校に呼びかけて始まった。今回で5回目。今回も同高生徒会の呼びかけに、大江、福知山淑徳、府立工業、福知山成美、福知山、綾部の各高校が応じ、生徒約200人が参加した。

 福知山淑徳高和太鼓部の25人は、「頑張れ東北、みんなで支援」と声を合わせ、力強く太鼓を響かせた。福知山高書道部の17人は、「つらい時でも明るく、希望を持って欲しい」との願いを込め、縦4メートル、横6メートルの和紙に励ましのメッセージを書いた。