タルからビールが噴き出しているようにしか見えない

そういや輝針城ルナティックをクリアしたとは書いたけど、輝針城の感想を書いていなかったので、感想。

良かったところだけ羅列してひたすら賞賛しても何の面白みも無いので
良くなかったところもハッキリと書いてみようかな。


では
輝針城の率直な感想は「簡単だった」です。
東方シリーズの中でも輝針城は1、2を争うほど簡単でした。
咲夜Aを使って少しでも危ないと思ったらすぐにボムを使えばルナティックでも割とあっさりクリア出来たという印象です。
咲夜Bちゃん……?あの子はスコアラー用機体だから…

まぁもとから東方は理不尽さが無く、練習さえしたら絶対にクリア出来るように作られていると思いますが
輝針城はさらにクリアしやすく作られているように感じました。
正邪戦の反転はちょっと首が痛くなるけど逆立ちするように画面を見れば楽になり、
雷鼓の大半のスペルカードはポーズボタンを押しまくればかなり楽に取得できました。

ラスボスの針妙丸より影狼の方が明らかに強くない…?
牙符「月下の犬歯」は何度やっても安定しない!


BGMは「輝く針の小人族 ~ Little Princess」が屈指の良曲でした。
ZUNさん、あなたどれだけ底なしの才能の持ち主なんですか。
アレンジ補正や思い出補正抜きで考えれば、多分東方で一番好きな曲かも。


画面上部で自動蒐集するかボムを使って一定数以上のアイテムを同時に取得すると
スペルカードのかけらか命のかけらを獲得できるシステムは、………可もなく不可もなく、かな。
発売前の神主の予告通り本当にシンプルでした。
シンプルだから悪いも良いも無かったです。


輝針城において一番良かったと思うのは咲夜さんが再び自機になったのと1キャラに2つ装備があるところでした。
3キャラ×2装備で6のバリエーションになったのはとても評価出来ます。
しっくり来る自機があればシューティングは楽しくなる。


ではここから良くなかったところを書いていきます。












ED。







…………ED。



シューティングゲームは99回の失敗と1回のクリアなんですが、
99回の失敗を重ねてやっと見られるエンディングが白黒なのは頂けないかな。
白黒の方が和紙に描かれた絵のようで味が出るような気がしますが、ゲーム画面で白黒絵は味が出ない。

咲夜が再び自機になると知ってEDでフランやパチュリーなどの紅魔郷のキャラを再び見られるかなと思っていたんですが
レミリアしか見られなかったのは残念。
せめてパチュリーは見たかったなぁというのが素直な気持ち。

シューティングゲームに興味の無い人にシューティングの魅力を語ったところで、人口は殆ど増えないと思います。
格闘ゲームも同じく。
最初から興味の無い人に熱弁したところできっと左の耳から右の耳にすり抜けています。
じゃあどうすれば興味無い人が頑張ってクリアするまでプレイする気になるかと言ったら、東方ならEDじゃないかな。

例えばの話ですが、輝針城のEDではフランドール・スカーレットが登場して、ちゃんと台詞もあって
フランの可愛いフルカラー絵が見られる
としたら、かなり多くの人がフランを見るために頑張ってクリアするんじゃないかと思います。

紅魔郷のEDはフルカラーでかなり丁寧に描かれており、しかもレミリアが後ろから霊夢に抱きついているので
「あぁ^~頑張ってクリアして良かったわ^~」ってなりました(オイ)。
紅魔郷のEDはシューターの人口を増やせるEDだったと思います。永夜抄も同じく。


以前も言いましたが神主がED絵を描くのが面倒なら、春河もえ先生に描いてもらったらいいんじゃないかなと思います。
既に花映塚のED絵をalphes先生に描いてもらってるから、「一人で作る」は別に絶対に守るべきルールでもない気がします。
そもそも絵まで一人で描いている方が珍しすぎるんです。


という訳で、輝針城の感想をまとめると
クリアしやすいところや咲夜自機化や音楽は良かったけど、EDだけは良くなかった、です。
そろそろ次回作の情報が発表されますが、誰が自機になるのかな。