集荷・加工場開所祝う 表郷で吉野家ファーム福島
農業生産法人吉野家ファーム福島(森本桂次社長)の集荷・加工場の開所式は17日、白河市表郷の現地で行われ、開所を祝った。
行政や農業関係者ら約100人が出席した。吉野家ファーム福島の滝田国男専務が平成25年10月の吉野家ファーム福島設立と集荷・加工場建設の経緯を報告。大高明彦県県南農林事務所長、鈴木進一郎白河市副市長らが祝辞を贈った。
森本社長と滝田専務らがテープカットした。森本社長が「近隣農家の協力を得ながら吉野家に食材を提供する。地域に貢献し、愛される会社にしたい」とオープンを宣言。来場者に吉野家のキッチンカーで作られた牛丼が振る舞われた。
集荷・加工場は鉄骨造り平屋で広さ約240メートル。昨年11月に着工し、今月7日に完成した。今月中に稼働する予定で、借り入れた約10ヘクタールの農地で栽培するコメやタマネギ、白菜などを集め、1次加工して出荷する。牛丼チェーンの吉野家が全量を買い上げる。
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