まずいな、と思う。
あまりにも行き過ぎたバッシングだ。
確かに論理的な破たんはあるが、科学におけるもう一つ大切なことを私たちは忘れている気がする。
それはIntuition(直観)と呼ばれるものだ。
彼女は何かを見つけ、何かを伝えたいとしている。
このことは、すべての前提に対して優先するものだと私は思っている。
某学会までもが彼女のContributionを痛烈に批判することの危うさを私は感じている。
仮に彼女の発見と言われるものが間違っていたとしても、間違いだとわかることが科学の進歩につながる。
もし正しいとしたら、いったいどうやって謝罪するというのだろうか。
これは、社会やマスコミや学会の致命的な倫理的破たんだ。
正しい対応の仕方とは何だろうか。
私が理化学研究所の所長であったとするならば、外圧を凍結し、彼女に1年間の猶予を与えるだろう。
この一年間の間に、問われている批判にこたえるだけの成果を出しなさい、と励ますだろう。
おそらく、ハーバード大学の指導教官の思いもそこにある気がする。
研究者が正しいと思い、直観に従って記述した研究成果が、時として不適正な場合もあるかもしれない。
本来はそのようなことはあってはならないのだが、その不都合さゆえに、すべてを否定するような行為は科学に対して何の貢献ももたらさない。
以前、科学論文には、Originality、Repeatability、Consistencyの3つが必要だと述べた。
それにもまして大切なことは、事実に対するIntuitionである。
確かにリセット可能な細胞が常に存在する、という主張には首をかしげたくなる。
しかし、気まぐれな自然の中には、そのようなものが存在していてもよいのかもしれない。
そこに科学の妙味がある。
それらを完全否定するようなバッシングは、百害あって一利ない。
過去において、この種の発見は、多くの批判と虐待をもたらしてきた。
あえて私は、小保方晴子さんにエールを送りたい。
負けるな青年。
間違っていてもよいではないか。
まだあなたは若い。
自分のIntuitionに従って、正々堂々と主張してほしい。
あなたが見たかもしれない壁の向こうには、違う色の世界が広がっているのだろう。
私はそれが世の人々に新しい真実を突きつけることを期待している。
私たちが向き合っている現代社会の多くの矛盾が、一人あなたに襲い掛かっている現実を座視することに私は耐えきれない。
科学とは本来、すべてのドグマや圧力から、自由でかつ夢があるものだと思うからである。
かつて寺本英が私に言った、「おもろいやんけ」という言葉を伝えたい。
批判しているのは、科学的な証明をすべきところに剽窃や捏造があったからでしょう。
直感を科学的に証明しなくても良いのであれば、面白そうな直感は無限にあります。
アンドロメダ星雲に生命体がいるという直感を私は持っていますが、それを、科学的に証明しない限り科学者の貢献にはならないです。
ブログ管理者の意見に同意したい。一年の猶予を与え、STAP細胞の存在を改めて示してほしい。疑う余地ないほどに。
我々サイエンスに関わる者として絶対に守らなければならないルールがあります。それは「データは捏造しないこと」です。
彼女が非難されているのはデータを捏造したからです。
彼女が「本当のデータ」を間違って解釈したり、誤った仮説に基づいて「本当のデータ」解析したのならここまで非難は無かったでしょう。
彼女はサイエンスの世界ではもう生きていけない過ちを犯したのです。だからこそ非難されるのです。
との前に、現場の意見として、
病を克服出来るであろうと期待した人は、この報道に、裏切られた気持ちであり、更にその元が彼女の単なる名誉の為であったかと思うと憤りとなります。
もうやめて!と言いたくなります。
人は間違えるものです。
間違えたことがわかったら同じ間違いを犯さないようにすればいいと思うのです。
彼女ほど優秀な才能はたくさんはいないと思います。
この希望の命を抹殺しないでほしいと思います。
ただの妄想なだけで
彼女はもう二度とサイエンスに関わるべきでないと感じます.
私生活のバッシングはどうでもいいです.
当然ご存知と想いますが、研究の世界において…
研究の「間違い」は笑われたり馬鹿にされたりすることはあっても、批判にはなりません。
研究の「不誠実」は、徹底的に批判されます。
彼女は後者だから批判されているのです。
もっとも、彼女が不誠実なのか、彼女を取り巻く人々が不誠実な行為を指導したのか、そこの議論はあるようですが。
もちろん、可能性のある若い研究者だから、「彼女に誠実な研究に取り組ませる時間を与えよう」という提案に賛同する人はいるでしょうけれど。
ただ、貴方の言う「研究に間違いは付き物なのだから、批判するのは間違ってる」的なことは、世の研究者なら全員知ってます。マスコミだって多くが分かっているでしょう。貴方にご指導いただくまでもなく。
研究プロセスや姿勢に対する批判
この区別がつかないようでは…
>もし正しいとしたら、いったいどうやって謝罪するというのだろうか。
これは単なる間違いではありません。捏造です。正当性の主張の根拠となるデータに捏造があったということは許されまじことです。
失敗から立ち直る機会を認めず、囲んでイジメるのは、社会を硬直させる病理。
例えば道路交通法は、政治社会的プロセスを経て、違反と減点のルールが出来ているのに、(科学者を名乗ることで自己正当化する人もいますが)、一個人の恣意で、科学的な探求の自由意志を否定するような思考・発言は驕り。
科学的な探求の道を、これからも、生きていくのか、生きていけるのかは、当人の問題。
博士論文が全く論文の体をなしていないということは、この人が研究のプロであったことは一度としてないということ。よって再起も何もありえません。
別に個人攻撃をしろとは言いませんが、まともな研究者なら、この人間が永久に研究の世界から姿を消してくれることを願うはずです。
マスコミをふくめ、小保方氏の可愛らしい容姿に、惑わされていませんか?この論文の筆者が、佐村何某で有ったなら、何の手心を加え無いと思いますが〜(。-_-。)
残念ことに、ファクトとして、批判の多くは限られた情報に基づく仮説に基づいたものと理解しています。報道で得た情報を『十分』と認識して批判に転じていることそのものが非科学的アプローチで、批判というよりも、単なる文句ではないでしょうか。批判や批評には目的がありますが、文句には目的がありません。「やれるもんならやってみろ!」という精神が科学では大事ではないのでしょうか。
不正はいけないのはもちろんのこと。ただし、実際にヒントを見つけて、壮大な発見を証明しようとしたのなら、なぜ証明するチャンスを与えないのか。裁判にたとえれば、まだ答弁もしていない段階なのに、この状況は異常です。
私たちは、1歩さがり、全体を見渡し、日本国民・地球人として何が最良の選択かを、より深く考えてみる必要があると思います。限定的な情報に基づく批判は、優秀な科学者の海外への流出を加速させることでしょう。
まぁ、佐村河内なる前代未聞の詐欺師が明るみになった、というタイミングの悪さもあったが。
ちゃんと、やってよ。
これなら、中国人と変わらないよ。
世界の批判くらうわ
がしかし、永久に姿を消してくれ!?
なんでそんなこと言えるのですか??
確かに彼女は今回の件は一生背負って行かなければならないと思います。
でもなんで更生の道を閉ざす必要があるのですか?
犯罪を犯した者は全員死刑、極刑のみ!と言っているのと同じではないですか?
研究者の世界では、、、なんて意見も散見されますが、それこそ狭い世界でのフツーはこうだ!みないな話でしょう?
もし、彼女の口からお詫びと共に、リベンジさせて欲しいという発言が出ることがあったら、、、
みんなでチャンスを与えましょうよ。
もちろん厳しい目でいいと思います。
でも芽は摘んじゃダメだと思うのです。
管理人の言うようにまだ若いし、
その若者をサポートするために周りの教授はいたのではないか。
疑惑が上がってから保身に走り黙り込んだ教授と、
匿名で実名の人間を叩く人間が理解できない。
我々は社会に属しています。研究者であろうと職業倫理からは逃れられません。今回のバッシングは彼女の研究者としての資質を問うものであると同時に、詐欺的な行為で自身の利益を計ろうとしたこと、それにあるでしょう。
我々が彼女に温情をかけ、応援し、チャンスをあたえるべき。そう言うのは簡単ですが、しかしながらすくなくともそれは、彼女と彼女のグループすべてがしかるべき責任をとった後に考えるべき話でしょう。
そして応援、という言葉をとって安易にルールをねじ曲げ、彼女のやったことを擁護することは、良識に反することであると思います。彼女に罰をと声高に言うつもりは私もないですが、規則に則って、規則通りの罰則は付与されてしかるべきでしょう。
尚、ご存じのように文科省や厚労省の支給する公的資金において、論文のねつ造などに関しては、最長10年の支給停止が妥当とされております。このあたりを今一度知っていただき、それでも応援しよう、というのであればそれは個人の考え方だと思いますが、それは先生の感情の問題であると思います。
先生のような影響力のある方が、安易に彼女を”応援”すること。それは他の研究者にとっては理不尽に近いものではないでしょうか。すくなくとも一人の研究者、科学者として私はそう思います。
あと『匿名で実名の人間を叩く人間が理解できない。』と仰る方が匿名なのが私には理解できません :-P。
個人研究ではなく、複数の研究者が関わっている研究でこのようなことがなぜ起こったかのは、興味深いところです。
許せないだの何だのとヒステリックに騒いでいるのは、面白半分の素人か、持論を書きなぐって作文している文系研究者か、聞きかじりの知識を持つ自称j「サイエンティスト」(一番たちが悪い)のようですね。
「データの捏造」を連呼している人がいますが、理研の途中経過の発表では、未確認と言っているのであり、捏造があったという事実は述べられていません。事実誤認で叩いているのですから、閉口します。
むしろ筆者のような逆批判の押し付けが恐ろしく感じます。
それが意図的な捏造であったとしてもだ。
躊躇なく他者を断罪できる無神経さ。単に科学者失格の烙印を押すに留まらず、公益を損ねた悪者として排除する。社会的に抹殺しようとする。人格さえ否定する。
意図する、しないにかかわらず。
傲慢だと思う。あなたがたは世の中の一面しか見ていない。
思い込みとは恐ろしいものです。
ここは論文の1ページでもなければ、頭を使って論理的に下読する記事でもない。
心を使って解釈する記事ではないですか?
「科学者」としては、logicalな文で「正しい」ことを証明することが重要なのかもしれません。
しかし、人に何かを伝えたいとき、理論だけでは不十分だと思うのです。もちろん情熱だけでも不十分。理論と情熱の間をどのような力加減で発信するかが「伝える」ということにはとても重要なことだと思います。
だから、この記事はこれでいいんです。
解釈の仕方は「科学者」側からだけではないはずです。
少なくとも、人の可能性を信じることが大前提にある「教育者」として、忘れたくないものの見方だなと受け取らせていただきました。
→言いたいことが分からないし、誤解を生みやすい
→炎上しやすい
・それなりの肩書を併記して記事を書くなら、もう少しちゃんとした文章構成で書いた方がよい。
→見られ方で苦労を強いられたことのなさそうな甘さが垣間見える。
彼女の研究とその検証のために、既に多くの時間と税金と人手を犠牲にしてしまった。
まずは他の有望な青年のために席を空けさせ、国の税金のつぎ込まれる研究機関ではなく、あなた個人のポケットマネーで、ぜひ猶予を。
友達
林 茂生 勤務先: RIKEN CDB
多くの擁護コメントにあるように、「人として」養護されるべき、誹謗中傷などあってはならない、という意見には賛成します。
しかしながら、彼女は「科学者として」養護される余地はない。不正は絶対に許されない。
KUMAGAI先生のように科学者の上に立つ方が、「科学者としても許せ」と発言されるとは信じられません(少なくとも私にはそう読めました)。
研究者の一人として理不尽極まりない思いです。
>科学とは本来、すべてのドグマや圧力から、自由でかつ夢があるもの
とおっしゃいますが、それは科学が「真実」を追うからこそであり、「真実」を追うことを止めて不正を働いたとき、夢も何もなくなるのです。
さぞ批判している皆さんは一切エラーを起こさない素晴らしい人間なんでしょうね。
本人が「悪いこと」と思っていなかったのなら仕方ないじゃない。今後気を付ければいいだけの話。
まるで殺人犯のような扱いに本当にむかつきます。
もう一度言います。不正はよくない。
でも法を犯したわけではない。犯罪を犯したわけではない。
それだけのことで彼女のこれから先の未来を閉ざすようなことはするな!!!
他人にそんな権利はない!!!
あれを擁護するなら科学や学問におけるズルをすべて肯定してもいいと言っているように聞こえる。
少なくとも日本の科学に対して泥を塗ったのは間違いない。
また、佐村河内氏でさえ釈明(逆ギレ)会見をしているのに、釈明するわけでもなくコソコソしている不誠実さもみんな腹が立っているのだと思う。
周りがやっているからと一緒になって罵詈雑言を浴びせるというのは「いじめ」の図式と何が違うんですか?ぜひお答え願いたい。
>でも法を犯したわけではない。犯罪を犯したわけではない。
>それだけのことで彼女のこれから先の未来を閉ざすようなことはするな!!!
>他人にそんな権利はない!!!
これは法を犯した犯罪です。
偽装搾取という詐欺罪云々、複数の法を犯してます。
小学生でも分かることですが、わからないのでしょうか?
あるとすれば捏造できる可能性の直感ではないのだろうか
いろいろ彼女に対しての問題を変なキーワードに置き換えていますけど、それって捏造なのでは?w
えっと、理研の研究には僕ら国民の税金を補助として使ってやっています。
まだわかりませんか?
考えて下さい。
「自分が間違いを犯している者は批判すべきでない」とか
理系を名乗りながら、よくこんな非ロジカルなアホ丸出しのことが言えるものだと呆れます。
では、自分が被害を受けていなければ、見知らぬ誰かがオレオレ詐欺に遭おうが、その詐欺師を批判しちゃいけないんですね。
自分がスピード違反や駐車違反をしていたら、おばあちゃんが詐欺師に金を巻き上げられるのを黙ってみてなきゃいけないんですね。
頭ん中、お花畑だわ。
こんな人に擁護されても、彼女も逆に迷惑でしょう。
「悪いことと思ってなかった」・・・わけないだろ!!それこ研究者に対する侮辱だ。
キチンとやるべき事はキチンとやらないと…。
世間がバッシングしているのは
そこだから。
難しい言葉や英語を使って
まるで
「俺、こんなに頭が良くて、ついでに
いじめられてる人を助けるいい人ですよ」
としか感じませんでした。