大分市の中心市街地に競艇の場外舟券売り場(ミニボートピア)を設置する計画をいったん白紙に戻した設置推進会社「海遊」(大分市)は17日、設置同意を求める要望書を再び市に提出した。地元自治会などの要望を受けたと説明しており、ミニボートピア計画が再浮上した。

 ボートピアの設置には国土交通大臣の許可が必要で、地元自治会の同意と市長の同意、議会の反対議決がないことの三つの条件が必要。昨年9月の市議会常任委員会で計画に対する反対陳情が採択され、海遊は設置同意を求める要望書を取り下げた。

 だがその後、地元の中央町自治会や中央町商店街振興組合など9団体が設置を求める要望を再び海遊に提出した。