3088 行ったことのない箱根(4日/4日)
朝からひどい雨。
これまでなんとか傘は使わずに来られたが、さすがにこの雨ではダメだ。
そんな今日は、箱根七福神のうち、残る3ヶ所を巡る。
今日も伊豆箱根バスを利用する。
芦の湯温泉入口バス停にやってきた。バスは1日6本。しかも、そのうち午前9時台に4本が集中し、残りは15時台のみという、極端なダイヤ。
阿字ヶ池弁天(弁財天) |
弁財天がこの近くにいらっしゃるはず。
あまり細かくない地図なので、“このあたり”ということまではわかっても、具体的な場所がわからない。
広大な広場の向こうに霧に霞んだ鳥居が見えた。もしかして…と思いながら近づく。
歩道なんてないから、水たまりを避けつつ、鳥居のところに行ってみたら、まさに弁財天だった。しかし、御朱印を押してもらえそうな社務所などは見あたらなかった。
七福神の案内文によれば、ここからすぐ近くの「きのくにや」という旅館が御朱印を押していることが判明。「もっとわかりやすく看板でも立ててくれよ」と思ったが、どうやら看板の裏を歩いてしまったため、気付かなかったようだ。
旅館で御朱印を押してもらって、ふたたびバス停に戻る。ちょうど9時台は、バスの本数が多いので、それほど待たずにバスに乗り込むことができた。
それにしても、伊豆箱根バスの乗客は少ない。平日だし観光客の多い路線ではないことはわかっているが、それでも、少なすぎやしないか?
写真左は、箱根関所跡、元箱根から芦の湯入口に向かうバス。自分達以外の乗客2名。写真右は芦の湯入口から元箱根、箱根関所跡方面に向かうバス。自分達以外の乗客1名。
箱根関所跡は、伊豆箱根バスのターミナルになっていて、ここから箱根園や湖尻に向かう遊覧船にも乗ることができる。
ただ今日は、これまでないくらいに寒くて遊覧船に乗る人はほとんどいなかった。
七福神は、残る2。
本還寺(寿老人) |
寿老人のいらっしゃる本還寺。箱根登山系ターミナルの箱根町港を通り過ぎて、数分ほどのところにある。
御朱印は、野草園で。
駒形神社(毘沙門天) |
最後は、駒形神社にいらっしゃる、毘沙門天。
参拝者用休憩所というところがあって、そこで御朱印を押してもらう。中はストーブが焚かれ温かかった。熱いお茶もいただく。もてなしてくれたご婦人は、亡くなったご主人が寒がりだったということもあって、暖房機器は9月くらいから出している…なんて話を聞く。
箱根七福神は、当然ながらお正月がいちばん混雑してるようで、このあたりまで大型バスが乗り付けてくることもあるそうだ。その時期は雪が降ることも多いため、滑らないように雪かきが大変という。道案内もしなければならないことも多いために、お手製の地図が壁に貼ってあった。これがなかなかお上手でわかりやすい。お手製の指し棒もあって、慣れているようだった。
これですべての日程を終了して、帰路に就く。
教えてもらった近道を通って、伊豆箱根バスのターミナルがある箱根関所跡へ。
途中、箱根駅伝ミュージアムの前を通る。ちょうどここが往路のゴールであり、復路のスタート地点になっているところのようだ。母校の三連覇を期待したい。
こちらは、箱根登山の箱根町港ターミナル。当然ながら、箱根登山バスが建物の前に横付けされている。
伊豆箱根バスは、箱根町港ターミナルからちょっと外れた道路上に、バス停を設けているが、ささやかな本数のバスしか止まらない。
ふたたび、箱根関所跡に戻ってきたが、雨は弱まる兆しを見せず、さっき見た雰囲気と全く変わらない。小田原行きのバスを待つ。
ここが始発だから…というよりも、やっぱりお客さんはいない。発車ちょっと前に、わずかに2人乗ってきただけで出発した。
ただ少しずつではあるがお客さんが乗ってきて、最後小田原駅に着いたときには、それなりに混雑していた。ただ観光客らしい人たちではなく、ほとんどが、地元住民のようだった。
伊豆箱根と、箱根登山の関係については、いろいろと思うことがあるので、別途記事を書こう。
完成した箱根七福神の色紙はこんな感じ。
箱根七福神めぐり完遂お疲れさまでした。
景観が良さそうな場所だけに雨模様だったのが少し残念ですね。
伊豆箱根バス、購入時も利用時もなんだか微妙な感じが…
≫ がんちゃん
ありがとうございます。
山間にある観光地ですから、こういう天気がぐずついた感じも、
箱根らしさ…だと思うようにしました。
伊豆箱根バスの微妙さは、どうしても気のなったので、
別途記事に起こしました。