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格闘技っていろいろありますよね
そういう中でいろいろな話を耳にすることがあります
「柔道やってる奴なんてつかまれる前に殴れば勝てる」
「ボクシングなんて蹴りまくって終わり」
「キックやってても投げられてこけたらなんもできないジャン」
「立ち技やってても間接とられたら負けるでしょ」
などなど・・・
確かに柔道ではパンチの練習はしません
ボクシングは蹴りは使いません
キックボクシングの技術も倒れた状態では使えません
もちろん間接技、締め技の練習もしません
上で言っている事は調子乗りの戯言に聞こえるかもしれませんが、確かに一理あるのです。
実践できたとしたら確かに強い事なのです(まあ練習もろくにしていない場合絶対に無理ですが)
つまり
「パンチ、キック、投げ、間接、締め」が全部できる格闘技があれば最強という事なのです。
そんな都合の良い格闘技ホントにあるの?
あります。
「総合格闘技」 (英訳:Mixed Martial Artsの頭文字を取ってMMAとも言われます)
昔は日本でも地上波で総合格闘技の放送やってましたよね「PRIDE」「HEROS」「DREAM」などなど見たことある人も多いでしょう。
この総合格闘技、何が強いかと一言で言うと
「何でもできる」
これにつきます。
ホントになんでもできるんです。
「パンチ、キック、投げ、間接、締め」の技術を様々な格闘技から取り入れて、それらを高いレベルで実戦の中でスムーズに組み合わせて使うことができるように、研究されてきた総合的な格闘技が総合格闘技です。
ボクシングのパンチ
キックボクシングのキック
は「相手がタックルをしてこない」という前提で磨かれた技術です。
柔道の技術も「相手が打撃をしてこない」という前提の下にあります。
打撃もタックルも寝技もある状況では、これらの格闘技はその力を十分に発揮することはできません。
現に総合格闘技のリングに(総合格闘技の練習を十分にせずに)上がったボクサーやキックボクサーは対応できずに負ける、という事が殆どです。
これはボクサーやキックボクサーを否定している訳ではなく、キックもタックルも組みもある状況では、実力を発揮する前(殴り合い、蹴り合いになる前)に苦手な分野でやられてしまうのです。
たとえばテストで数学は100点だけど他の科目は30点、という人より
全部の科目70点とれる人の方がもちろん総合成績はよくなります。
ボクサー、キックボクサーには寝技で
柔道、柔術には打撃で
相手の苦手な分野で勝負する事ができるから総合格闘技は強いのです。
最後に「打撃、組み、投げ、倒れて組み合っている状態での技術」すべてが強い、総合格闘技の強さを象徴する選手「ジョルジュ・サンピエール(Georges St-Pierre)」選手の動画を貼って終わりにします。
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