選挙:加古川市長選 前衆院議員・岡田氏が立候補表明 4人目 /兵庫
毎日新聞 2014年02月28日 地方版
任期満了に伴う6月22日投開票の加古川市長選に前衆院議員の岡田康裕氏(38)が無所属で立候補することを表明した。
27日、毎日新聞の取材に「迷い続けましたが、なんとか、3月中には正式に出馬会見を開きたいと決断しました。自分が住む加古川で尽くしたい」と決意を示した。
岡田氏は神戸市出身で東大卒、米ハーバード大大学院修士課程修了。衆院選では2度落選後、2009年に兵庫10区から民主公認で初当選した。当選後は国の事業仕分けなどを通じ若手財政通としてならしたが、12年の党逆風下で落選し昨年11月に離党していた。
同市長選では、他に共産系市民団体代表の岸本勝氏(66)、兵庫県議の三戸政和氏(35)、元同市職員の東田巧氏(57)が出馬を表明している。
また、引退する樽本庄一市長(73)の後継として石堂求同市教育長(62)が出馬する見通し。庁内では市病院統合汚職事件で引責辞任した藤原崇前副市長の後任として市監査委員が内定するなど、教育長出馬後をにらんだ人事が進められていて、岡田氏の出馬表明に市幹部らは驚きを隠せない様子だった。【高橋一隆】
〔播磨・姫路版〕