特異なケースでハニーを保護できたのは、奇跡だと思っています。
大好きなハニーと一緒にいれること、手を伸ばせば触れられる事でさえ、今は当たり前とは思えなくなりました。
・ハニーが迷子になった場所から見つかった距離は?
距離にして800m程でしょうか。
ですが、神宮の端(終わり)からだとすぐの場所(1分ほど)です。
臆病な子なのでじっと隠れている可能性もあると思っていたのですが、極寒の神宮からはすぐに出ていた可能性が高いです。
車通りの多い大きい道も渡っていました。
見つけた時の風貌から、毎日隠れて逃げての繰り返しの日々だったと思います。
・見つけた時、ハニーは逃げませんでしたか?
逃げませんでした。その時の心情を下記に綴ります。
見つけた数分前、第二目撃者が。
C『今日この猫みたよ。足を怪我してた。うちの車の下にいて逃げて行った。』
私が見つけたとしても逃げてしまうかも。
はぐれて1ヶ月という事と、外で飼い主の顔は見分けられない可能性もあると書いていた。
まず、白っぽい猫という時点でハニーの可能性も薄い。
そう思いつつ、足を動かしたすぐにずっとずっと見たかった顔が。
目を合わせると良くないとも思いましたがそらす事なんてできず、ハニーもジッと玄関の前にちょこんと座り私を見つめて“ニャー、ニャー、ニャー”とずっと鳴きました。
「ハニー!!」
膝をつき次の瞬間駆け寄っていましたが、全く逃げる様子もなくジッと私の顔を見て鳴き続けました。
抱っこしても抵抗もなく収まってくれていました。
今抱きしめているこの子はハニーという自信はありましたが、保護する前と後では顔が変わっていた子もネットで見ていたので、病院に向かうタクシーの中や病院で本当にハニーか何度も何度も確かめました。
もしハニーじゃないならこの子の保護もして、引き続き頑張って生きてくれているハニーを探さないと、とも思いました。
すぐにハニーのチャームポイントを見つけたので、ハニーと確認できました。
可能性を考えてあれこれ考えましたが、顔をみた瞬間からハニーだともうわかりきってはいました。
見つかった経緯ですが、もっと明確な事がわかりました。
猫好きな居酒屋を営んでいる方が、店内にチラシをポスターとして貼ってくださっていました。
店内はオレンジの灯りでポスターも少し奥側に貼ってくださっていたので、ポスターの中のハニーの毛色は、太陽光の下で見るよりも少しグレーが濃く暗く見えた印象でした。
そのお店の取引先の方がハニーの目撃者なのですが、カレンダーの下に貼っていたからか、ポスターの存在に気付かなかったらしいです。
ハニーを見たという日に初めてポスターに気付いて、『今日この猫みた』と、居酒屋の方にポツリと言ってくださったとの事。
見つかってたら思い出させる様で悪いなとも思いつつ、お電話をくださいました。
お客様にも『こういう子を見つけたら教えてね』と、お話してくださっていたみたいです。
ただ、ポスターに居なくなった場所が書いてないから、わかりにくかったと言われました。
しかし、下記の説明をすると納得されました。
ネットに書いていたのを参考に、居なくなった場所や日時は敢えてポスターには入れませんでした。
入れてしまうと似た子を見たとしても、(まさかこんな遠い場所で)、(こんなに前にはぐれたのならもう見つかっているだろう)、(こんな前に居なくなったならもう生きてないかも)等、心理が働いてしまい得られはずの情報も得られない可能性もでてきてしまいます。
私の場合、1回目より遠い場所の2回目に折込んだチラシがきっかけでした。
私が知らない所で動いてくださり本当にありがたいです。
こんなケースもあるんですね。
そして猫を嫌いな方もいると思いますが、聞き込みをして、その分猫好きな方の横繋がりはすごいと感じさせられました。
この1ヶ月、ハニーにとっては1年以上に値したのではないかと思います。
ハニーも私を探し待って、そして私を信じて頑張って生きてくれていました。
blogは質問回答の追記がない限り、これで最後の更新にさせて頂きます。
読みにくい箇所も多々あったと思いますが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
諦めずに探している飼い主様が再び無事に最愛の子と出会える事を祈って..。
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