中国でカメラ回収=当局が販売停止命令―ニコン
時事通信 3月17日(月)19時6分配信
【北京時事】ニコンは17日、中国の国営テレビから番組内で欠陥製品と名指しされた一眼レフカメラ「D600」の回収に乗り出したことを明らかにした。上海市当局が販売停止命令を出したことを受けた措置で、中国全土の販売店から回収する。中国の消費者に向けて謝罪文も出した。
同社によると、15日夜に番組が放送された翌日の16日、上海市当局から中国現地法人に対し、口頭で販売停止命令があった。現地法人は17日、家電量販店などに販売停止を通知するとともに、「一部のD600が抱える問題で消費者に不便をおかけしたことを心から謝罪します」との謝罪文を発表した。
中国中央テレビは、毎年恒例の消費者保護番組で、D600で撮影した画像に黒い点が写り込むトラブルが多発していると指摘。クレーム対応にも問題があると主張した。黒い点が写り込む現象は、日本などでも以前から指摘されており、既にニコンは、細かなゴミが入り込むのが原因だとして、無料での検査、清掃、部品交換をしている。
最終更新:3月17日(月)20時24分
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