「きのこの山VSたけのこの里」論争ついに終結か ツイッター分析ツールでわかるネットの本音
「ネットで評判」「ツイート炎上」など、日ごろツイッターの話題に触れる機会は多い。企業も商品・サービスの評判調査にツイッターを活用し始め、その重要性はますます高まっているが、意外と分析のノウハウはあまり知られていない。ソーシャルメディア分析ツールを提供している企業を訪れて話を聞いた。 続きを読む
PR 2014/3/14
日本人が愛してやまない桜のソメイヨシノは韓国の済州島が原産地で、日本固有の花ではない。日本の学者も認めているのに、日本人はあたかも日本産であるかのように世界にいいふらしている――。
韓国の新聞はこう報じているが、果たして本当なのか、根拠はあるのだろうか。
韓国の大手新聞「中央日報」系列の韓国「日刊スポーツ」2014年3月11日付けの電子版によれば、世界的で最も有名な桜祭りはワシントンDCの桜祭りで毎年4月に開催され今年で101回目を迎える。日本が1912年に3000本の桜の木を贈ったことから開催されるようになったが、実は1941年12月7日に日本が真珠湾攻撃をして米国の怒りをかい、伐採される危機にあった。それを救ったのが朝鮮人の李承晩。桜の原産地は日本ではなく「済州島ソメイヨシノ」だと反論し、ワシントン一帯に桜の木を植樹するイベントを開いた。日本が原産地と記しているのは、朝鮮半島を支配していたため済州島も自分の地だと思っていたからだ、というのだ。
「日本のサクラは本来、私たち済州の王桜であり、これを日本が取って植えたに過ぎない」
ネットではこの記事が話題になっていて、
「なんでも起源。恥を知らぬ馬鹿の極み」
「こいつらのいうことはどこから突っ込んでいいのかわからん」
「でも油断してると日本海や従軍慰安婦みたいになるかもしれない。あいつら国家ぐるみで桜が韓国のものだと言いかねない」
などという書き込みが出ている。
「万葉植物文化誌」などの著書がある帝京大学薬学部の木下武司教授は、韓国の大手新聞などが毎年のように「ソメイヨシノの起源が済州島」という記事を掲載することについて、自身のホームページでソメイヨシノの起源と、なぜ韓国が誤った主張を繰り返しているのかについて記述している。
それによると、まず、日本に植栽するソメイヨシノが済州島に生育することを認めている学者は皆無であり、明らかに曲解である、としている。そもそもソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガン(正確にはその一品種であるコマツオトメ)の雑種起源であり、済州島にはエドヒガンはあってもオオシマザクラは自生しない。
さらに、ソメイヨシノは江戸の繚乱たる園芸文化を背景に交配によって生まれたもの。そのため種子ではなく「全て接木でクローン増殖される」。最近(2007年)になって米国農務省に属する研究所・ソウル大学などの米韓の研究グループが東京・ワシントンに植栽されるソメイヨシノと済州島に産する野生品とのDNA解析を行い、「済州島産(これは真の自生品のようである)は日本産(そして移植されたワシントン産も)の雑種起源のソメイヨシノとははっきりと区別される固有種(但し、後述するようにサクラ亜属の各種は雑種を生成しやすく、真の独立種であるかどうかはさらに詳細な検討が必要である)である」という結論に至っている、と説明している。
こうした科学的証明があるにもかかわらず、なぜ韓国起源説は止まらないのか。まず、戦前に日本のある学者が誤った判断から韓国起源を唱え、それを未だに韓国が利用していること。反日色の鮮明な盧武鉉政権が誕生し日本を連想させる桜を伐採する動きが顕著になったため、桜を守ろうとする日本人を含むグループが「ソメイヨシノ済州島起源説」を復活させ、伐採をやめるよう説得した過去があること。そして、
「日本の文化資産をそっくりコピーして自国起源としてしまおうという意図があると考えれば理解しやすい」
とし、巧妙かつ組織的な「文化テロ」が行われているのではないか、と木下教授は危惧している。
そして多くの人にこうした事実を知ってもらいたいため、この論文については「著作権を放棄するので、丸ごとコピーも含めて完全自由使用を認める」と書いている。
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