発生・再生科学総合研究センター
細胞リプログラミング研究ユニット
研究ユニットリーダー 小保方 晴子 (Ph.D.)
イモリに代表される一部の脊椎動物や植物は外部刺激に応答して、完全に分化した体細胞の可塑性を引き出し、失われた組織を再生するメカニズムを持っています。当研究室では、外傷などの外部刺激によって引き出される体細胞の可塑性と体性幹細胞の関連性に着目して研究を進めています。特に哺乳類体性細胞の可塑性を最大限に引き出すメカニズムを探求し、必要な幹細胞を生体内・生体外で作り出すことを目指しています。
研究主分野
生物学 & 生化学
研究関連分野
分子生物 & 遺伝学
研究テーマ
- 体細胞のリプログラミングメカニズムの探索
- 生体内・生体外で幹細胞を作り出す技術開発
主要論文
- Obokata H, Yamato M, Tsuneda S, Okano T.:
"Reproducible subcutaneous transplantation of cell sheets into recipient mice"
Nat Protoc. 2011 Jun 30;6(7):1053-9.
- Pirraco RP, Obokata H, Iwata T, Marques AP, Tsuneda S, Yamato M, Reis RL, OkanoT.:
"Development of osteogenic cell sheets for bone tissue engineering applications"
Tissue Eng Part A. 2011 Jun;17(11-12):1507-15
- Obokata H, Kojima K, Westerman K, Yamato M, Okano T, Tsuneda S, Vacanti CA.:
"The potential of stem cells in adult tissues representative of the three germ layers"
Tissue Eng Part A. 2011 Mar;17(5-6):607-15.