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【神奈川】脱原発訴え1200人 中原区で市民集会
市民集会「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき」が十六日、川崎市中原区の中原平和公園で開かれた。原発事故のメーカー責任を追及する訴訟の弁護団長や、原発隣接地に暮らす住民、元記者らがそれぞれの立場から脱原発を訴え、参加した約千二百人はあらためて原発ゼロへの思いを強くした。 集会は今年で三回目。弁護団長を務める島昭宏弁護士は「たくさんの人が一生懸命訴え続けることで、成果は確実に積み上がっていく」と声を上げ続ける大切さを強調。「原発反対刈羽村を守る会」(新潟)の高桑千恵さんは「規制委員会がつくった新基準も許し難い内容。再稼働など絶対に認められない」と訴えた。 集会後、参加者は「再稼働反対」などと声を上げて会場周辺をデモ行進した。二瓶脩(おさむ)さん(76)=麻生区=は「汚染水もコントロールできていない中、再び事故が起きたら日本は世界から完全に信用を失う」と危機感を語った。家族で参加した三宅淳子さん(39)=中原区=は「原発事故がなければ被災地の復興はもっと早かったかもしれないと思うと、原発はやはりいらない」と話した。 (上條憲也) PR情報
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