跡跡
消化酵素の分泌状態の検査とサプリメント |
消化酵素の分泌に問題があると、タンパク質の場合で考えれば未消化で腸へ行く可能性が考えられ、アレルギ-を引き起こすことになりかねない。他の疾患でも注意が必要(ブロメライン・パパインなどの消化酵素使用)胃潰瘍顆粒球障害と制酸剤長期使用に注意。 |
腸管壁浸漏症候群(リーキーガットシンドロ-ム)の検査とサプリメント |
腸管壁に問題があるとアレルゲン・バクテリア・化学物質浸透・栄養素吸収などに影響を及ぼすことから、アレルギーの要因と考えられている。サプリメントで改善をはかる(CoQ10・亜麻仁油・亜鉛・セレン含むビタミン・ミネラル(キレートミネラル) |
重金属と金属アレルギーの検査と排出サプリメント |
鉛や水銀などとミネラルの検査を行うために、爪を米国に送る。そのうえで金属アレルギ-の検査や処置を考える。友人の歯科医に安全な材料に変えてもらったり、重金属排出サプリメントかキレート療法や不足するミネラルを補う。体内蓄積の金属や化学物質が、酵素と結びついたり蛋白質と結びついたりして(ハプテン)リンパ球過剰状態を作り出していることも考えられるので、余分な重金属を排出しておくのは大切と考える必要がありそうだ。歯科材料に含まれる水銀・ニッケル・クロム等による問題が増えることを心配しています。物を食せば、口腔内が電解質状態となり、更に、異種金属が重なれば、電位差なども加わってイオン状態になり吸収してしまうことが考えられます。何やってんだろうお役所は?掌跡濃胞症もあります。 |
食品アレルギーと化学物質過敏症等の検査と治療 |
既に抗体獲得の場合を考えて、アレルギー認定医であり、誘発中和法を行うことができる医師へ行き、食品75種検査や治療を受ける。感作した食品を少量摂取する減感作的食事療法や同一食品を5日から7日摂取しない方法をとる場合もある。さもなくば、BESTという検査機器を使用している栄養療法に詳しい医師へ行く。感作した少量の食品を摂取しながら減感作的に治療もする。真菌類やカンジタなどは、マスティックやミルクIgGなどを使い抑制に努める。中和法でもアトピーが良くならないようであれば北里大学で化学物質過敏症の検査を受けて、原因物質の中和法を行なうか重金属であればキレート療法を選択。最近、性能の良いキレートサプリメントがアメリカで販売されているが、水を多量に摂取する必要があるので小さい子どもには不向きであると思っている。 |
必須脂肪酸のアンバランスの改善と代謝に必要な栄養素 |
オメガ6が多い食用油の使用を一旦やめて、オメガ3が多く含まれるフラックスオイルをサプリメントする(非加熱)オメガ9が多く含まれるオリ-ブオイルなどをドレッシングなどに利用する。脂質の代謝に関わるビオチン・クロムやビタミンB群も必要。オメガ6リノール酸脂質にも反応する人がいるから注意が必要。不飽和脂肪酸といえども総カロリーの1/5程度に押さえることが大切という説もある。 |
化学物質を含む食品への配慮 |
食品添加物・残留農薬・肉や魚の脂肪に含まれている可能性が高い環境ホルモンなどの化学物質の摂取に注意する。国の安全基準は安全を担保するものではないことから自分で注意してゆく必要がある。石鹸やシャンプーに含まれる石油系化学物質は、分子量が小さいため肌より吸収されてしまいます。水道水に含まれる塩素に敏感な人も多くなってます。 |
栄養素と抗酸化物質などの補給 |
食事で不足しがちな炎症抑制に関与する栄養素(マルチビタミンミネラル)とバイオフラボノイドなどを摂取することで、アレルギーと関係の深い活性酸素消去を考える。特に摂取が難しいと言われる食物繊維中炭水化物(マンノース・キシロース・フコース・Nアセチルグルコサミン・Nアセチルガラクトサミン・シアル酸・アラビノース)グルコースの摂取が一番多くガラクトースも摂取できますが、それ以外を摂取する工夫も重要になって来るでしょう。安保教授は、交感神経優位状態継続のTH2タイプのアレルギーやアトピーには有効かもしれないが、副交感神経優位継続のTh1タイプのアレルギーやアトピーには、抗酸化剤がかえって過度に副交感神経を優位にすることで、リンパ球の過剰反応からくる炎症反応もあることに注意を促している。 |
自律神経への配慮 |
NKT細胞の研究者でもある新潟大学医学部安保教授の著書「未来免疫学」「医療が病いをつくる 免疫からの警告」に書かれている交感神経・副交感神経と病気の原因との関係は、非常に参考になるはずである。本来は自己を守る顆粒球とリンパ球が病気の原因近くで作用する場合と原因とも思えることに関わっている。交・副交感神経に左右されヘルパーT細胞のTh1・Th2の影響をうける顆粒球かリンパ球優位の2種類のアレルギー反応への配慮が必要であると言っている。もし、神経を継続して刺激し緊張を招いている要因が重金属・化学物質・抗体獲得物質などの場合は普通の病院での治療は難しいでしょう。最近、娘がピアスをしたいといってきたので注意しました。体の一部が金属と接触する場合、特定の部分で受け止めるには刺激が強すぎることから、過剰な反応が起きてくる危険を指摘している。金属は体液と接するとイオン化し、酸化されやすくなることは酸素と結びつき、抗酸化剤として強力に働き(ここが難しいところで、このような場合に抗酸化物質を摂取することが、かえって症状を悪化することになってしまうと読み取れるのだが)局部的に副交感神経を優位にさせことで、リンパ球の過剰反応がおきることから、炎症や熱や知覚過敏を起こすことで、陽イオン過剰状態の存在を警告していると本で解説している。それ以外にも、脊柱の湾曲により椎間口が潰れている状態を招き、そこから出ている神経を圧迫することで、副腎などへの情報が狂うことでアレルギーなどの疾患を誘発することも考えられる |
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口腔内常在菌や胃腸内の菌に配慮 |
口腔内常在菌や胃腸内に存在するピロリ菌・カンジタ菌に対して、ファーストミル・免疫ミルク・ラクトフェリン・マスティックガムなどで抑制し、イソジンうがい薬なども利用することで現状以上の不必要な菌の進入を防ぐことが望まれると思います。どうも、自己免疫疾患にピロリ菌・カンジタ菌なども含め細菌・バクテリア・真菌類などが関わっているという説が当たっているように思えるのです。バクテリアや細菌類の特定種が鼻腔粘膜やワルダイエルリンパ輪などで常在細菌間の平衡関係を破り、異常増殖している場合など菌類からの分泌物の刺激を常に受ける事になるのではないでしょうか。なんだか、ガンにおける上皮細胞がウイルスなどによる恒常的刺激を受けて発ガンに至る経緯にも似ている。扁桃腺が腫れることを考えればわかるような気持ちになります。ガンと同様にIL-1やiNOSが誘導されたり、COX-2・PGE2産生が起こり免疫異常や抑制・過剰といったことが起こっているかもしれません。既に抗体を獲得した食物アレルギー等については別の治療法(誘発中和法)などが必要でしょう。乳酸菌アシドフィルスやBーロンガムなどを摂取する。最近、上野川教授が乳酸菌摂取とアレルギー軽減についてマスコミに登場しています。確かにグラム陽性菌はTh2タイプのアレルギーを乳酸菌が腸管免疫を刺激してTh1を誘導することで、結果として顆粒球・Th2タイプのアレルギーを抑制するかもしれないが、安保教授の言われているTh1タイプの場合は、逆に症状の悪化も考えられるのではないでしょうか?ここでも、個体差が存在することから、単純に考える事への警告と受け取っています。 臨床栄養士で医学博士である佐藤先生や東京ビックサイトの健康関係の催しもの、アメリカのサイトから得た情報などからアレルギーで利用を考えた食物由来物質を上げると、乳酸菌(アシドフィルス含む3〜4種類でビフィズス菌摂取に注意)。脂質として、αリノレン酸・γリノール酸・共役リノール酸。ビタミンとしてVH(ビオチン)・VC・パントテン酸・VB・カロチノイド類とVA。ポリフェノールとしてピクノジェノール・ケルセチン・エピガロカテキンガレート等。アミノ酸として、Nアセチルシステイン・オルニチン。その他として亜鉛・クロム・MSM・ヒアルロン酸・COQ10・αリポイックアシドなどの利用が有効と思っています。しかし、食品アレルギーなどは、同族種にも反応することから75種〜100種程度の検査を受けて、抗体を獲得してしまった食物とその同族種を避けてサプリメントしなくてはなりません。 健康と思っている人でも問題を抱えていると考え、予防をする必要があるでしょう。私自身の検査(髪の毛ではなく、精度を考え爪をアメリカに送り検査)でも水銀が高い値で検出されています。友人の歯科医師も歯科材料に使う金属や水銀の値が高く検出されました。栄養医学研究所の佐藤博士の話では、成人の8割程度に水銀が高い値で検出されていると聞かされました。これも、将来の由々しき問題としてクローズアップされるでしょう。体内重金属の検査は佐藤博士を通してアメリカに送っています。最近、排出するサプリメントで性能の良いものが出たそうです。歯科材料による金属と金属アレルギーについては、東京医科歯科大学歯学部・臨床教授松村光明先生の治療を受けることもお奨めいたします。食物アレルギーについては、東京医大で治療と講師をされえている権藤明先生の誘発中和法(減感作療法の一種)と日医大耳鼻咽喉科大久保公裕医師の減感作療法を検討されてはいかがでしょう。2005.02.08更新
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