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◆レスリング 女子W杯最終日(16日、東京・板橋区小豆沢体育館) 日本はロシアとの決勝戦を行い、五輪3連覇中で、11日に父・栄勝さん(享年61歳)がくも膜下出血で急逝した吉田沙保里(31)=ALSOK=は53キロ級で出場し、テクニカルフォール勝ち。日本は8―0の全勝で、2年ぶり7度目の優勝を決めた。栄勝さんの遺影を持って胴上げされた吉田は、「父のパワーを感じた」と弔い合戦で完璧な優勝を果たした。
会場のボルテージは最高潮だった。75キロ級の浜口が白星をつかみ、全勝優勝が決まると、吉田は両手を突き上げて天に報告した。「やったよ! 勝ったよ! 日本は優勝したよ。お父さん、ありがとう」。一番高い表彰台には、栄勝さんの遺骨を抱いて上がった。胴上げでは遺影を手に7度宙を舞った。「父のパワーを感じていました」。完璧な優勝を父にささげた。
ロシアのグロワ戦は、試合前に遺影をグッとつかみ「行ってくるよ」と語りかけてマットに登った。1分18秒に相手のタックルを返すなどして4点を先取。その後も攻め続けて5分33秒でテクニカルフォール勝ち。父に圧勝を心の中で報告した。
体力は限界寸前だった。3月始めに左膝内側靱帯(じんたい)を痛め、その後も口元にヘルペスを発症。練習を再開しようとした11日に、訃報に接した。三重・津の実家ではほとんど食事も取らず、14日の計量後に48キロの選手とスパーをした際は、「ノドから血が出そうなくらい、息が苦しかった」と不安を感じていた。
だが、父の教えは「出るからには気持ちをしっかり持て」。スピードスケートの長野五輪金メダリスト清水宏保さんらアスリート仲間からLINEで励ましの言葉をもらった。「(浅田)真央ちゃんもお母さんを亡くしてソチ五輪に出た。こういう思いをしているのは自分だけではない」と奮い立ったという。
17日からは、実家に戻らずに愛知・至学館大で練習を続ける。「リオ五輪、お父さんのために(五輪)4連覇したい」。2年後の大舞台も、父の魂とともに戦う。
(2014年3月17日06時05分 スポーツ報知)
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