冷え込んできましたがいかがお過ごしでしょうか。
先日、私が中心となり新たに自民党政調外国人労働者等特別委員会がスタートしました。
はじめにここまでくる経緯を少しお話ししたいと思います。
15年程前に衆議院議員であった私は、
イギリスとフランスの高齢者施設を視察しました。
その際びっくりしたのは、イギリスにしろフランスにしろ
働いていた方のほとんどがアフリカ人であったということです。
経営者の方にお話を伺ったところ
「彼らなくしてはここを運営することが出来ません。」
との事でした。
当時の私は、
いつか日本にもこのような状況が来ると思い、
そのためにも海外からも良い人材を確保するシステムを構築することと
これから日本の人口が減少する中でいかに経済成長を維持して国民生活を守っていくか
について考え始めました。
いまこそ海外人材の受け入れについて
真摯な議論が必要な時だと思います。
日本では現在15歳以下の人口が65歳以上の2分の1ほどになってきています。
例えば介護の分野では携わる方の負担が倍増し、心身共に負担が多く、離職率も増え悪循環になっています。
導入を拒絶していると、このスパイラルにはまったまま世界から取り残されます。
一方、グローバル化の中で海外の方にも日本の国を理解してもらうのも重要な点なのです。
実際日本ではかなり話し合いが遅れています。
今こそ「ギャップをうめる」時期。
賛否にかかわらず様々な意見をこの委員会で交換しようと考えています。