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速報

「涙の太陽」安西マリアさん死去 60歳、心筋梗塞

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 ヒット曲「涙の太陽」で知られる歌手の安西マリア(あんざい・まりあ、本名・柴崎麻利子=しばさき・まりこ)さんが15日夜に急性心筋梗塞のため東京・品川区内の病院で亡くなったことが16日、分かった。60歳だった。2月20日に自宅で倒れ、約3週間にわたって集中治療室(ICU)で闘病を続けたが、危篤状態のまま一度も意識が戻ることはなかった。葬儀・告別式は親族の希望で密葬で執り行われる。

 「涙の太陽」の大ヒットで一世を風びした安西さんが、懸命の闘病もむなしく逝った。関係者によると、安西さんは15日夜、親族2人にみとられ、静かに息を引き取ったという。

 安西さんは2月20日午後8時半頃、自宅で心臓の痛みを訴え、自ら119番通報。救急搬送された。病院では、急性心筋梗塞と診断され、そのまま入院。一時は心停止に陥ったが、除細動器などの治療で蘇生。反応が戻ったときもあった。

 その後、3日間にわたって低温療法、冠動脈再灌(かん)流療法などの集中治療を受けた。意識は戻らなかったが、自力呼吸はできていた。ICUで約3週間にわたって闘病を続け、親族が交代で付き添っていた。体は徐々に衰弱していったという。この日、都内にある安西さんの自宅はインターホンの呼びかけに応答はなく、ひっそりしていた。

 73年に歌手エミー・ジャクソン(68)の歌をカバーした「涙―」でデビュー。手を顔の近くでヒラヒラさせる振り付けが印象的で、彫りの深いエキゾチックなルックスも手伝って人気を集め、50万枚の大ヒットとなり、日本レコード大賞新人賞に輝いた。

 歌手活動と並行して女優としてもドラマや映画で活躍。抜群のスタイルで日本テレビ系「11PM」のオープニング映像のカバーガールを担当。週刊誌のグラビアにも水着で登場し人気になった。

 一方、私生活はトラブル続き。75年には、美容院で誤って熱湯を浴び、芸能活動を一時休業するほど広範囲の大やけどを負った。さらに、78年にはマネジャーと失踪し、所属事務所社長(当時)から暴行や脅迫を受けていたことが明らかに。刑事事件に発展し、芸能界から一時引退した。

 83年、芸能プロ社長の男性と結婚。ハワイに拠点を移し、男児をもうけたが、わずか3年で離婚し、帰国した。昨年1月には、認知症を患う実母の介護疲れなどでうつ病を患い、8年間にわたって闘病していたことをテレビ番組で告白。最近は都内の飲食店で毎週木曜日にライブを行っていた。最後の仕事は倒れる1週間前の2月13日のライブだった。

 ◆安西 マリア(あんざい・まりあ)本名・柴崎麻利子。1953年12月16日、東京都生まれ。祖父がドイツ人。73年に「涙の太陽」でデビューし、日本レコード大賞新人賞を受賞。「愛のビーナス」などヒット曲を連発。女優として松田優作さん主演映画「暴力教室」(76年公開)などに出演。

特集   訃報・おくやみ

[2014/3/17-06:05 スポーツ報知]


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