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【競馬・ボート・競輪】

[ボート]ボートレースクラシック カウントダウン特集(最終回)V争い展望

2014年3月17日 紙面から

 池田浩二、瓜生正義がF持ちで、本来の姿には程遠い状態で迎えるクラシック。SG初戴冠が多い大会で、今年は若手の下克上ムードが漂うが、そこに待ったをかけるのは王者・松井繁だろう。2月の近畿地区選手権を制したあとは、やや精彩を欠いている現状だが、戸田周年記念を途中帰郷した腰痛が原因か。厳しい寒さもようやく弱まり体調面も上向くはず。住之江をホームプールにする松井にとって尼崎は準地元。過去に09年の全日本選手権(SG)、2000、11年の近畿地区選手権(GI)、02、04、12年の周年記念(GI)を制しているように地の利もある。前人未到のグランプリ4Vを狙うためにも、SG開幕戦のここで弾みをつけたい。

 この大一番を前に、グンとリズムを上げた井口佳典も怖い存在だ。直前のとこなめ周年記念を制して9度目のGIV。「地区戦では迷惑をかけて情けなかった。でも、これで自信を持って尼崎に行けます」ときっぱり。東海地区選手権での出遅れは、圧倒的な人気を背負った周年記念Vで借りは返した。気力充実、勢い一番の井口から目が離せない。

 クラシック初出場組からは2月の四国地区選手権を制した興津藍を推奨したい。多彩な決め手の持ち主で、展開次第で器用に立ち回れるうまさがある。SG出場は今回が4回目。銀河系軍団85期から昨年は森高一真がSG戴冠。今年は興津の出番か。

 地元のアドバンテージを最大限に生かしたい吉川元浩、鎌田義、吉田俊彦の兵庫トリオに加え、今年は勝負どころでは前付けを示唆する平石和男、F持ちながら勝負強さが光る田村隆信、桐生順平。さらに年末のグランプリが平和島開催となり、モチベーションが高まる東京支部の5人(三角哲男、野沢大二、浜野谷憲吾、石渡鉄兵、斉藤仁)にも注目したい。

 

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