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事件
南海トラフ 震災がれき、東日本の11倍 処理に最大20年 環境省推計
2014.3.1 08:30
環境省は28日、南海トラフ巨大地震が起きた場合、建物などのがれきや津波で運ばれる土砂が最大約3億4900万トン発生するとの推計を明らかにした。東日本大震災の約11倍に相当、既存の施設では処理終了まで最大20年かかるとした。首都直下地震では最大1億1千万トンのがれきが生じると推計した。
南海トラフ地震でがれきや土砂の発生量が最大となるのは、東海地方を中心に被災し、火災の影響が大きいケース。地域別の最大量は近畿が1億1784万トン、中部9808万トン、四国8559万トン、九州2739万トン、中国1620万トン、関東403万トン。
南海トラフ全体の内訳は、災害廃棄物が約3億2200万トン、津波堆積物が約2700万トンに上る。内閣府は、がれきが約2億5千万トン、堆積物が約2800万トンと推計していた。
東日本大震災では、倒壊した建物や防波堤などのがれき(災害廃棄物)が13道県で約2千万トン、津波で押し寄せた土砂からなる堆積物が6県で約1千万トン発生した。特に被害が大きかった岩手県は一般廃棄物排出量の9年分、宮城県は14年分に相当する量のがれきが発生、全国の18都府県が処理を受け入れた。両県分の処理は震災から3年となる今月中に完了する見通し。
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