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【大リーグ】

田中のデビューは4.4? コーチの言葉に米メディアが一斉予想

2014年3月17日 紙面から

守備練習でノックを受けるヤンキースの田中将=米フロリダ州タンパで(社英夫撮影)

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 【タンパ穐村賢】ヤンキースの田中将大投手(25)の公式戦デビューが、4月4日(日本時間同5日)のブルージェイズ戦(カナダ・トロント)になる可能性が急浮上した。ラリー・ロスチャイルド投手コーチ(60)の発言をもとに15日、米メディアが一斉に報道した。

 首脳陣の“ヒント”に米メディアが飛びついた。田中将の起用法を問われ、同コーチは「シーズンを通して力強さを保てるよう、序盤で多めの休みを取れるように考えている」と発言。さらに「開幕からの13連戦も影響する」と過密日程に言及したことで、予想に火が付いた。

 これまでは先発3番手で4月3日のアストロズ戦に投げると思われていたが、そうすると13連戦の間に計3度の先発が回ってくる。一方、4番手で同4日にデビューすれば2度の先発で済み、14日は休日となる。そこで米メディアは軒並み“4日デビュー説”に傾いたが、ここまで田中将はサバシア、黒田とともに先発3番手として調整を続けてきたのも確か。米放送局ESPN(電子版)が「タナカの物語は(今のところ)4日から始まる」と注釈つきで報じるなど、米メディアにも懐疑的な見方は根強い。

 この日、田中将は「(登板日は)僕から言うことじゃないので」とだんまり。16日のブレーブス戦に備えて軽めに調整したが、首脳陣の一言で報道が乱れ飛ぶなど、注目度の高さがあらためて浮き彫りとなった格好。果たしてXデーは3日か、4日か、それとも…。今はただ、“その時”に向けて黙々と調子を上げていくだけだ。

 

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