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【プロ野球】

ニュー堂林 開幕右翼スタメン OP戦首位打者 外野も合格

2014年3月17日 紙面から

ロッテ−広島 6回表2死、左越えに二塁打を放つ堂林=QVCマリンで(村中拓久撮影)

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◇ロッテ12−3広島

 ロッテの新人で先発要員の石川が6イニングを4安打3失点だった。6回に2点を失うなど、スタミナ面には課題を残した。角中が2三塁打を含む3安打2打点をマーク。広島はバリントンが5回途中まで9失点と乱調だった。

     ◇

 右翼でスタメン出場した広島・堂林が、守備で合格点をもらった。打球処理は4度。3回に角中の右中間三塁打、4回に大松の右前打、4回と5回に鈴木の右犠飛。緒方野手総合コーチは「問題ない」と明言した。昨秋から外野の練習を重ねてきた堂林は「外野の方がバットに集中できる」と、前向きに話した。

 実際、打撃は好調だ。この試合は6回に左越え二塁打を放ち、2打数1安打。オープン戦打率4割5分で、トップに立った。堂林は「僕には雑音なんですが」と言いつつも、「オープン戦に入って、自分のスイングができている」と手応え十分だ。

 野村監督は、堂林の右翼スタメン起用について「広瀬が開幕に間に合わないので、打撃重視で組む時のオプションの一つ」と説明した。緒方コーチは「開幕の相手が左投手と考えられるので試した」と明かした。

 中日の開幕投手は左腕の大野が予想される。堂林が右翼に入れば、三塁には昨季の対左腕打率3割5分9厘の小窪、そして今オープン戦で打率3割8分9厘と好調のドラフト3位・田中(JR東日本)を起用できる。

 開幕戦で、堂林が右翼を守る可能性は十分にある。打線のキーマンとして、堂林の存在感が際立ってきた。 (山本鋼平)

 

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