湘南３連勝　単独首位

　湘南は札幌に２−０で快勝し、３連勝で首位に立った。ラモス新監督の岐阜は山形に敗れ、初黒星を喫した。松本は長崎と０−０で引き分け、２勝１分けで２位につけた。磐田は熊本を下して３位。

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　相手を圧倒する走力、速いプレスに、「全員攻撃、全員守備」のスタイルを加えた湘南が札幌を２−０で破り、開幕から３戦全勝で、Ｊ２の単独首位に立った。

　札幌の財前監督も「攻めの形ができなかった」と脱帽した完勝劇。前半３９分、遠藤のクロスをウェリントンが頭で押し込み先制。後半１９分には遠藤のシュートからの展開で大槻が追加点を奪う。いずれもＤＦの遠藤が起点となった。

　「うちはＤＦだから上がっちゃいけないことはない。ＤＦにもセンターフォワードの動きも要求するし、前の選手も守備をしなければ使わない」。チョウ貴裁監督は「全員攻撃、全員守備」で成し遂げた３戦連続無失点での３連勝に納得の様子だった。それでも「首位？　知らなかった。順位表を見ないようにします」。１年でのＪ１復帰を果たすため、指揮官は目先の結果に一喜一憂することはなかった。　（相原俊之）