【書評】 追われ者―こうしてボクは上場企業社長の座を追い落とされた
- March 17th, 2014
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すごく今更ながら読了。クレイフィッシュ創業者の松島さんによるノンフィクションです。
一言でいうと「壮絶」・・・。
インターネット黎明期に創業して急成長、しかしいろいろな罠にかかり、最後は会社を追い出される、というストーリーです。実名がふんだんに出てくるので暴露本とも呼ばれているようです。
もちろんそれぞれの人に立場はあるでしょうから、ひとつの見方でしかないのですが「どんな人を信用すべきか?」「うまい話にのせられていないか?」「交渉のテクニックを見抜くには?」といったレッスンをかなりドロドロとした感じで学ぶことができますよ・・・。
(本書を信じるならば)人はこんなにも簡単に嘘がつけるのか!?と驚いたりもしますが、そのぐらいの心構えでないと世の中をわたっていけないのかもしれません。起業家に限らず、すべてのビジネスパーソンにおすすめしたいと個人的には思います。
しかし本書に登場する某社の営業&交渉テクニックにはすさまじいものがありますね・・・。ビジネスにおいて「売上はすべてを癒す」と言われますが、それにしても「強力な営業部隊の魔力」にはまらないようにしたいものです・・・。
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