脱原発集会:鹿児島市で6000人参加…再稼働反対訴え

毎日新聞 2014年03月16日 23時06分(最終更新 03月16日 23時16分)

「再稼働反対」などと訴え鹿児島市内を練り歩く参加者ら=鹿児島市山下町で2014年3月16日午後2時28分、土田暁彦撮影
「再稼働反対」などと訴え鹿児島市内を練り歩く参加者ら=鹿児島市山下町で2014年3月16日午後2時28分、土田暁彦撮影

 脱原発を訴える集会が16日、鹿児島市内で開かれ、大勢の参加者が原発の再稼働反対を訴えながら繁華街を練り歩いた。原子力規制委員会が九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の優先審査を決定後、同県内で初の大規模集会となり、主催者によると県内外から約6000人が参加した。

 複数の市民団体が主催した。鹿児島市中央公園で開かれた集会では、優先審査によって川内原発が今夏にも再稼働する可能性があることから、「川内原発建設反対連絡協議会」の鳥原良子会長(65)が「子供たちに安全な環境を残すため再稼働は絶対にさせない。福島の苦しみを分かち合おう」と呼びかけた。【土田暁彦】

最新写真特集