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staff diary

スタッフによる「Perfume FES!! 2014」ライブレポート

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3月15日、、、、ついにこの日がきてしまった。今年2014年がデビュー25周年YEARとなるスカパラの新たな扉を開いてしまう日が!

「Perfume FES!! 2014」にお呼ばれしてしまったんです。しかも、とっても大事な初日に!

想い起せば、熱狂的なPerfumeさんファンで知られる川上つよし(B)、沖祐市(Key)、大森はじめ(Per)の3人は、Perfumeさんのライブに行けば毎度毎度感動し、さらには、物販の列に仲良く3人で並んでいると「スカパラの3人がPerfumeのコンサート会場で物販の列に並んでいる!」とお客さんにツイートされたり、川上、沖、大森の影響から他のメンバーもPerfumeさんのことを好きになっていき、、、、そんな日々の積み重ねが結実し、3月15日を迎えてしまったのです。
ちなみに、前日の3月14日の夜には、文化放送「ムロツヨシのスパカン!」にゲスト出演した大森(Per)は「明日のPerfumeとのライブのことを考えると今夜は眠れない!」と言うと、「大森さん、眠れないから時間つぶすためにボクの番組に来てるんでしょ!」とムロさんからつっこまれる始末。

そして、"Perfume FES!! 2014"がいよいよスタート。会場はNHKホール。2マン形式で行われるため、もちろん先行はスカパラから。
オープニングSEが鳴り響くなか茂木欣一(Dr)がひとりでステージに登場。いきなりドラムソロを披露すると、嬉しいことに会場のオーディエンスも大盛り上がりに。
そして、スカパラメンバーが次々とステージに登場し演奏がスタート。譜面台スタイルで臨むも1曲目から「5days of TEQUILA」で飛ばしていく。
続けて「火の玉ジャイヴ」「DOWN BEAT STOMP」と披露し、場内のテンションを一気に上げていく。谷中敦(B.sax)が"Perfume FES!! 2014"に呼んでもらえたことに対する感謝の意を述べ、そしてずばり「今回のスカパラ、ガチでいきます!」といういつも以上に熱いメッセージ。
おなじみのフレーズ「闘うように楽しんでくれよ!」とシャウトしオーディエンスにさらに煽っていく。

そして、この日の大きな見せ場のひとつへと突入していく。
川上(B)の「Perfumeメドレー!」のかけ声を合図にPerfumeメドレーが披露される。この日のためにスカパラ全員で練りに練った選曲をし、スカパラメンバー全員でスカパラ流にアレンジを施したメドレーだ。Perfumeさんファンに果たして受け入れられるのか!?披露させていただいたPerfumeメドレーは「NIGHT FLIGHT~ビタミンドロップ~カウンターアクション~SEVENTH HEAVEN~ポリリズム」。本当にPerfumeが好きだからこそのこのメドレーの選曲!場内のオーディエンスも凄く盛り上がってくれていたので、Perfumeさんファンのココロにも刺さったとスタッフとしては信じたいところです(笑)。
その後も「SKA ME CRAZY」「ルパン三世'78」など必殺のナンバーで場内を熱く踊らせたあと、谷中敦(B.sax)が「最後に谷中のお願いを聞いてもらえますか?全員両手を挙げろ!そのまま左右に下ろして全員で肩を組め!」とシャウトすると、一瞬場内はどよめきつつも、PerfumeさんファンもスカパラファンもNHKホールにいる見渡す限りほぼ全員が肩を組むという絶景のなか、スカパラのラストナンバー「All Good Ska is One」が披露。拍手喝采のなかスカパラメンバーはステージをあとにした。
後攻のPerfumeさんのライブは本当に圧巻でした。日本のエンターテインメントの最高峰だと想える素晴らしいステージでした。そんななか、MCではPerfumeさんがスカパラのPerfumeメドレーをベタ褒めしてくれるという嬉しい出来事も(Perfumeさん、ありがとうございます)。


そして、いよいよアンコール。
先にステージに登場したPerfumeさんが「スカパラさ~ん!」と呼び込むと、スカパラメンバーが次々にステージへ。コメントを求められた沖(Key)は「夢のなかにいるようです!」と嬉しそうに答える。スタッフとしては「沖さん、長年の夢が叶ったのにまだ夢のなかにいるのか!」というツッコミを入れたくなる。
加藤隆志(G)が「スカパラはデビューして25年なんですけど、そのなかでもかなり記憶に残るライブです!」と言うと、あ~ちゃんさんが「あたしたち25才なので同い年です」と言われるひとまくも。

そして、あ~ちゃんさんが「みんなで自己紹介させていただくのに、あだ名を考えてきました」と言うと、スカパラとPerfumeさんの総勢12人が横一列に並んでいる状態で、「ゆーちゃんです!(沖)」「ナッゴです!(NARGO)」「カトタンです!(加藤)」「モテキンです!(茂木)」「まーちゃんです!(北原)」「かしゆかです!」「あ~ちゃんです!」「のっちです!」「つよよです!(川上)」「めっちです!(大森)」「ガンモです!(GAMO)」「谷中です!(谷中)」、「12人合わせてパフュパラです!(全員)」という、もう二度と聴くことができないかもしれない自己紹介が行われました。嬉しいことに、事前にPerfumeさんがスカパラメンバー全員のPerfumeネームを考えてくれたんです。しかも、谷中だけは「谷中」。なんというネーミングセンスとメンバー・スタッフ一同驚嘆しました(笑)。
そして、「このフェス恒例のコラボレーションをさせてもらいます!」とPerfumeさんが言われたあと、突然曲紹介をふられた沖(Key)が「チョコレイト・ディスコ!!!!」と叫び、スカパラ×Perfumeによる「チョコレイト・ディスコ」が披露。
そして、なんと続けざまに披露されたナンバーはスカパラ×Perfumeによる「美しく燃える森」だ!この選曲にはおそらく場内にいる誰もが予想できなかったと想えるほどビックリした反響が起こる。最後はPerfumeさんの3人によるかわいらしい小さなジャンプで「美しく燃える森」が締めくくられた。

これで終わりかと想われたコラボレーションだったが、あ~ちゃんさんが「なんともう1曲!今回しかないのに練習してきてくれて。DVDも発売しないのに。」と言うと、場内からは笑いと嘆きの声の両方が起こる。
そして、最後に披露されたスカパラ×Perfumeによるコラボレーション・ナンバーはPerfumeのライブでも盛り上がり必須の「ジェニーはご機嫌ななめ」だ。
場内からは「オイコール」が起こり、Perfumeさんのメンバーの名前をコールしたりと、ステージと客席が一体化し、熱狂と興奮と愛が交錯しまっくっている状況に。
ものすごい歓声のなか、Perfumeさんの3人がさっきよりもちょっとだけ高く、でもかわいらしいジャンプで「ジェニーはご機嫌ななめ」を締めくくった。

最後は、スカパラとPerfumeさんの12人で横一列に並び、全員で高々と両手を挙げて「ありがとうございました!」と感謝の想いを伝え、スカパラ的奇跡の一日の幕は下された。いやぁ~、本当に楽しかった!

Perfumeさん、スタッフのみなさん、そして、場内で盛り上がってくれたみなさん、ステキな時間をありがとうございました!!!

text by レコード会社1号