ソウル=中野晃
2014年3月15日22時40分
韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は、安倍晋三首相が慰安婦問題をめぐる河野官房長官談話を「見直すことは考えていない」と述べたことについて「幸いなことだと思う」と述べた。韓国大統領府が15日、明らかにした。
朴大統領は「今後、慰安婦の被害者のおばあさんたちの傷が和らげられ、韓日関係や北東アジアの関係が強固になる契機となることを望んでいる」とも述べたという。
韓国政府は「建設的な対話ができる状況になれば、日本と対話をしない理由はない」(外交省高官)として来た。韓国政府関係者は今回の安倍首相の発言について「第一歩になる」と述べ、関係改善の転機になると評価した。
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朝日新聞国際報道部
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