男性刺され死亡 近所の男逮捕 京都

3月9日 15時05分

９日午前、京都市右京区でクリーニング店を経営する７５歳の男性が、自宅前の路上で首などを刺されて死亡しました。警察は近所に住む６１歳の男を逮捕し、殺人の疑いで捜査を進めています。

９日午前１０時半ごろ、京都市右京区太秦一ノ井町でクリーニング店を経営する山本芳弘さん（７５）が自宅前の道路で刺されたと、近所の男性から警察に通報がありました。
警察が駆けつけたところ、山本さんが自宅の庭先で首や腹などを刺されて倒れていて、病院に運ばれましたがまもなく死亡しました。
警察は目撃情報などから、近所に住む韓国籍の無職、金洙吉容疑者（６１）を殺人未遂の疑いで逮捕し、容疑を殺人に切り替えて調べを進めています。
これまでの調べによりますと、金容疑者は、山本さんが店を兼ねた自宅の前で通報した男性と立ち話をしていたところをいきなり刺したということで、自宅から血のついた包丁が見つかったということです。
警察によりますと、調べに対して金容疑者は「１０年来の恨みがあって刺したが、殺すつもりはなかった」と供述し、殺意については否認しているということです。
現場は東映太秦映画村や広隆寺に近い住宅街で、警察は詳しい動機やいきさつについて調べています。